ジョウノジンバラン（1998年生、母ザンベージ）

ジョウノジンバラン（1998年6月9日）は、日本の競走馬。毛色は鹿毛。種牡馬のマイニング（当時14歳）と交配したザンベージが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はヴェルサイユファーム（株）。戦績は、中央平地7戦1勝2着1回、地方15戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

蛯名信広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

10月29日、デビュー戦は鹿戸雄一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は508kg。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

11月5日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったソルトレイクスターに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月19日、中1週で迎えた3戦目は、3歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で鹿戸雄一騎手（2戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では生得の持久力で渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のアイランドサンをハナ差振り切って初白星を挙げた。

12月9日、中2週で迎えた4戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の黒松賞（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバタバタになってしまい12着に終わった。

4歳（2002年）

6月16日、約18か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は鹿戸雄一騎手（3戦1勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はタレてしまい12着に終わった。

6月30日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鹿戸雄一騎手（4戦1勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

7月13日、中1週で迎えた7戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。13頭立ての11番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

9月8日、中7週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、倉兼育康騎手を鞍上に迎えて、一般C（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったカーニバルキングから3馬身差の2着に敗北した。

10月6日、中3週で迎えた9戦目は、一般B（高知ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた10戦目は、一般B（高知ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

5歳（2003年）

1月2日、中8週で迎えた11戦目は、一般B（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた12戦目は、雪割草特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で倉兼育康騎手（4戦0勝）。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月5日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた13戦目は、一般G2（高知ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で倉兼育康騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のレイクプリンセスをクビ差制して久々の一戦を制した。

7月27日、中2週で迎えた14戦目は、古川文貴騎手を鞍上に迎えて、一般G1（高知ダート1300m 曇/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクプリンセスからハナ差の2着に甘んじた。

8月10日、中1週で迎えた15戦目は、中西騎手10000回騎乗おめでとう特別（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（6戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったレイクプリンセスからクビ差の2着に甘んじた。

8月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般G1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルビンテージから2馬身差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた17戦目は、西川敏弘騎手を鞍上に迎えて、一般G1（高知ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマイネルビンテージからクビ差の2着に甘んじた。

9月15日、連闘で迎えた18戦目は、一般G3（高知ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は倉兼育康騎手（8戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコガネニシキに4馬身の差をつけて優勝

9月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般F2（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で倉兼育康騎手（9戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のピンクファイヤーに2馬身半の差をつけて4勝目を奪取した。

10月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般F1（高知ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で倉兼育康騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシンボリアトランタに3/4馬身の差をつけて5勝目を挙げた。

10月25日、中1週で迎えた21戦目は、敬朗・久美子9.15結婚祝特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉兼育康騎手（11戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のロードリップルに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

11月16日、中2週で迎えた22戦目は、一般E2（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は古川文貴騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。