カオリフォルテ（1996年生、母スイートフォルテ）

Kaori Forte

1996.04.07

カオリフォルテ（1996年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のニッポーテイオー（当時13歳）と交配したスイートフォルテが13歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は青森県、生産者は大須賀牧場。戦績は、中央平地15戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

中野渡清一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1999年）

1月16日、デビュー戦は武士沢友治騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は400kg。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に終わった。

2月6日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武士沢友治騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

2月20日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で武士沢友治騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

3月14日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で武士沢友治騎手（3戦0勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

5月29日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で武士沢友治騎手（4戦0勝）。18頭立ての15番人気で大外18番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線では目立つような脚を使えず15着に終わった。

6月20日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 雨/重）に出走。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた7戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟芝1200m 小雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、5着に入り込んだ。

7月31日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、4着を確保した。

8月15日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、4歳未勝利（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい7着に敗れた。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

9月11日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山芝1200m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大塚栄三郎騎手（4戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走したが、5着に終わった。

10月3日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は武士沢友治騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた13戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入った。

11月6日、中3週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったアドラブリーに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月20日、中1週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。