サンデーファンデー（2020年生、母ファーストレディ）

サンデーファンデー（2020年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「楽しい日曜日」。毛色は鹿毛。種牡馬のスズカコーズウェイ（当時16歳）と交配したファーストレディが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はグランド牧場。2024年の名鉄杯(オープン)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、グランド牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、吉澤ステーブルによって3,630万円で落札された。

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

11月12日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は542kg。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて、最後は2着のバックトゥザライトに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2023年）

1月9日、中7週で迎えた2戦目は、3歳1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、超スローペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

2月19日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンのヒヤシンスステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

3月26日、中4週で迎えた4戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

6月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、永島まなみ騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

9月18日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、松若風馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着を確保した。

10月14日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松若風馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のシュプリンガーをクビ差振り切って2勝目を手に入れた。

12月24日、中9週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、3歳以上2勝クラスのクリスマスエルフ賞（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松若風馬騎手（2戦1勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダイシンピスケスに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

4歳（2024年）

1月8日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上2勝クラスの蹴上特別（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松若風馬騎手（3戦1勝）。15頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま力一杯の粘りで持ち堪えて、最後は2着のシンヨモギネスに1馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

2月11日、中4週で迎えた10戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの北山ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松若風馬騎手（4戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上3勝クラスの伊丹ステークス（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で松若風馬騎手（5戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のグーデンドラークに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

5月4日、中9週で迎えた12戦目は、平城京ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で松若風馬騎手（6戦3勝）。16頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。最後は垂れてしまい14着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた13戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1900m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は8戦連続で松若風馬騎手（7戦3勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

8月25日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた14戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、名鉄杯（中京ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

9月28日、中4週で迎えた15戦目は、ハンデG3のシリウスステークス（中京ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦1勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。