ハクサンゲイン（2012年生、母ローモンドガール）

ハクサンゲイン（2012年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋掴む」。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時14歳）と交配したローモンドガールが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者はモトスファーム。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害9戦1勝2着1回、地方1戦0勝。主な勝ち鞍は2016年の障害4歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

浅野洋一郎厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2015年）

1月25日、デビュー戦は伊藤工真騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/重）に出走。馬体重は454kg。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

2月15日、中2週で迎えた2戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚がパッとせず11着に終わった。

3月24日、中4週で馬体重を前走から13kg減らして迎えた3戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

4月25日、中4週で迎えた4戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

5月30日、中4週で迎えた5戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

6月21日、中2週で迎えた6戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は丸田恭介騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた9戦目は、大江原圭騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。12着に終わった。

9月12日、中2週で迎えた10戦目は、五十嵐雄祐騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中山障害芝→ダート2880m 晴）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。12着に終わった。

11月15日、中8週で迎えた11戦目は、金子光希騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（福島障害芝2770m 曇/重）に出走。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月27日、中5週で迎えた12戦目は、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で金子光希騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。最後は、勝ったウインアーマーから1馬身差の2着となった。

4歳（2016年）

1月23日、中3週で迎えた13戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝3000m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金子光希騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のプレスリーに1馬身1/4の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

3月19日、中7週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（中京障害芝3300m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で金子光希騎手（3戦1勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月2日、中1週で迎えた15戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3140m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で金子光希騎手（4戦1勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。競走中止となった。

4月23日、中2週で迎えた16戦目は、障害4歳以上オープン（福島障害芝3380m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で金子光希騎手（5戦1勝）。14頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。11着に終わった。

8月20日、約4か月の休養明けで迎えた17戦目は、植野貴也騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。