ツキノコトブキ（1995年生、母オアノツト）

経歴

デビュー前

嶋田潤厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1998年）

5月31日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたタイキクーガー決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

6月14日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に敗れた。

7月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、伸びてきたエビスブレット決め手に屈してハナ差の2着に甘んじた。

8月1日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた4戦目は、4歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（1戦0勝）。17頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のインデポジットをハナ差振り切って初白星を挙げた。

10月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、4歳以上500万下の岩谷特別（福島芝1000m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（2戦1勝）。14頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のショウザンリキオーに1馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

11月8日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上900万下の鷹巣山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（3戦2勝）。14頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘し、6着に終わった。

12月5日、中3週で迎えた7戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の南総特別（中山芝1200m 外回り雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田高宏騎手（4戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下の千葉テレビ杯（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で嶋田高宏騎手（5戦2勝）。16頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は減速してしまい16着に敗れた。

4歳（1999年）

1月24日、中4週で迎えた9戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の若潮賞（中山芝1600m 外回り雨/良）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の負けじ心を発揮してゴールまで力戦し、4着を確保した。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の節分賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

5月23日、約3か月半の休み明けで迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の大日岳特別（新潟芝1200m 外回り晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は嶋田高宏騎手（6戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた12戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の湘南特別（東京芝1400m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場均騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

7月18日、中5週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（2戦0勝）。18頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったダンツウェージにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月1日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の五泉特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（7戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、3着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下の白山特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（8戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、5着に終わった。

9月11日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた16戦目は、4歳以上500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線に入ると、前で粘るビバブライティアを驚異的な末脚で半馬身差し切って勝利をモノにする

10月9日、中3週で迎えた17戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の錦秋特別（東京芝1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は的場均騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。

10月24日、中1週で迎えた18戦目は、4歳以上900万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場均騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5歳（2000年）

3月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から28kg増やして迎えた19戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の常陸特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず11着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた20戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の須磨特別（阪神芝1400m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

5月14日、中7週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた21戦目は、5歳以上900万下（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（9戦2勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見せ場なく6着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた22戦目は、5歳以上900万下の葉山特別（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

7月2日、中3週で迎えた23戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の初蛍特別（東京芝1400m 小雨/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に敗れた。

7月15日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上900万下の月岡特別（福島芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（10戦2勝）。13頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

7月30日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（11戦2勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

12月16日、約4か月半の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上900万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（3戦1勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み6着に敗れた。

6歳（2001年）

1月8日、中2週で迎えた27戦目は、4歳以上900万下の若水賞（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（4戦1勝）。16頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり4位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず15着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた28戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の帆柱山特別（小倉芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（12戦2勝）。18頭立ての17番人気で14番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では鋭い脚を使えず16着に終わった。

2月17日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上900万下の和布刈特別（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（13戦2勝）。15頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、4着に入り込んだ。

3月10日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上900万下の瀬戸特別（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（14戦2勝）。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

6月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg減らして迎えた31戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の白河特別（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（15戦2勝）。16頭立ての12番人気で大外16番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛追したが、抜け出したワンダーフルフィルにクビ差届かず2着となった。

7月29日、中3週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた32戦目は、3歳以上1000万下の栃尾特別（新潟芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田高宏騎手（16戦2勝）。18頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず10着に敗れた。

9月9日、中5週で迎えた33戦目は、3歳以上1000万下の江戸川特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で嶋田高宏騎手（17戦2勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

9月22日、中1週で迎えた34戦目は、3歳以上1000万下の上総特別（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で嶋田高宏騎手（18戦2勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

10月6日、中1週で迎えた35戦目は、3歳以上1000万下の平ヶ岳特別（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で嶋田高宏騎手（19戦2勝）。18頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には届かず10着に終わった。

10月27日、中2週で迎えた36戦目は、ハンデ戦で3歳以上1000万下の渡利特別（福島ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で嶋田高宏騎手（20戦2勝）。13頭立ての9番人気で大外13番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で追い上げたが、抜け出したスーパーアフリートにクビ差届かず2着となった。