シルクニードル（2021年生、母ウイングフリオーソ）

経歴

デビュー前

2歳（2023年）

9月30日、デビュー戦は石田拓郎騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー中山（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で石田拓郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

3歳（2024年）

2月10日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、藤田菜七子騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に終わった。

5月11日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田菜七子騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では決め手に欠いて14着に終わった。

6月28日、中6週で迎えた5戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、3歳（名古屋ダート1500m 雨/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るルヴェネを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

7月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚勢がやや鈍り、3着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

11月21日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた8戦目は、岡村健司騎手を鞍上に迎えて、一般C18（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、3着に入った。

12月19日、中3週で迎えた9戦目は、一般C21（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は大畑雅章騎手（3戦1勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

4歳（2025年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、一般C19（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のオグリマックイーンに3馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

1月31日、中3週で迎えた11戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（5戦2勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい6着に敗れた。

2月13日、中1週で迎えた12戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のクリノエクリプスに4馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。

2月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般B9（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本征吾騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフェルクアーサーに1馬身半の差をつけて4勝目を手中に収めた。

3月26日、中3週で迎えた14戦目は、一般B4（名古屋ダート920m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で塚本征吾騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。前に出て、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のグランキューブを3/4馬身振り切って順当に勝利した。

4月10日、中1週で迎えた15戦目は、一般B5（名古屋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で塚本征吾騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のボルドーリスクレスをクビ差振り切って破竹の4連勝を決めた。

4月21日、中1週で迎えた16戦目は、うしかい座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で塚本征吾騎手（4戦4勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、リーゼントジェイドに交わされて2馬身差の2着となった。

5月5日、中1週で迎えた17戦目は、ポラリス特別（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で塚本征吾騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた18戦目は、薄暑特別（名古屋ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で塚本征吾騎手（6戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では鮮烈な末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のヒデシンイメルに2馬身半の差をつけて勝利を手に入れた。

6月5日、中1週で迎えた19戦目は、蟹江特別（名古屋ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で塚本征吾騎手（7戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい6着に敗れた。

11月10日、約5か月半の休み明けで迎えた20戦目は、ミルファク特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で塚本征吾騎手（8戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、カラヲヤブレに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

11月20日、中0週で迎えた21戦目は、しし座流星群特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で塚本征吾騎手（9戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではやや伸びを欠き、3着に終わった。