フェルクアーサー（2019年生、母フェルクレール）

経歴

デビュー前

3歳（2022年）

1月22日、デビュー戦は田辺裕信騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は勢いを失って14着に敗れた。

7月3日、約5か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に終わった。

8月27日、中7週で迎えた3戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1200m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

2022年8月31日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

9月30日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の後垣内紀行退職記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、ジャドブッファンに交わされて2馬身差の2着に敗北した。

10月11日、中1週で迎えた5戦目は、ねこ店長Q太郎誕生日記念（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で宮下瞳騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったコスモパンドラを半馬身捉え切れず2着となった。

10月24日、中1週で迎えた6戦目は、一般C25（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮下瞳騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では見事な伸び脚で猛進したが、コロディアに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

12月5日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた7戦目は、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宮下瞳騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のように疾駆したが、ストームサージに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2023年）

1月2日、中3週で迎えた8戦目は、C27組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で宮下瞳騎手（4戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスターデカゴンに7馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

2月15日、中5週で迎えた9戦目は、木曽川特別（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で宮下瞳騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノカケハシに6馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月3日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で宮下瞳騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

4月12日、中5週で迎えた11戦目は、馬主への道-同好会、4月生誕祭（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宮下瞳騎手（7戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は垂れてしまい11着に敗れた。

5月4日、中2週で迎えた12戦目は、ニャンだって猫店長Q太郎記念（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で宮下瞳騎手（8戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭に躍り出て、最後は2着のソングオブバラードに2馬身の差をつけて優勝

デビュー前

川西毅厩舎（愛知）へ入厩。

6月16日、中5週で迎えた13戦目は、四谷の千枚田特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で宮下瞳騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み5着に沈んだ。

6月30日、中1週で迎えた14戦目は、一般C4（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は11戦連続で宮下瞳騎手（10戦3勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして、最後は2着のハートマンに1馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

11月6日、約4か月半の休養明けで迎えた15戦目は、一般C5（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で宮下瞳騎手（11戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ5着に沈んだ。

12月1日、中3週で迎えた16戦目は、絶対的ヒーロー生誕記念2023（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で宮下瞳騎手（12戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のエストラーダを3/4馬身振り切って5勝目を奪取した。

12月25日、中2週で迎えた17戦目は、一般B7（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は14戦連続で宮下瞳騎手（13戦5勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のように疾駆したが、ハングリーゴーストに交わされて2馬身半差の2着となった。

5歳（2024年）

1月18日、中2週で迎えた18戦目は、おぼろ雲特別（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は15戦連続で宮下瞳騎手（14戦5勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のキタサンエトワールに2馬身半の差をつけて勝利をモノにする

2月12日、中3週で迎えた19戦目は、ぎょしゃ座特別（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で宮下瞳騎手（15戦6勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり7着に敗れた。

3月13日、中3週で迎えた20戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1500m 晴/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のハクサンブレーヴに2馬身の差をつけて優勝

4月10日、中3週で迎えた21戦目は、新城特別（名古屋ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮下瞳騎手（16戦6勝）。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた22戦目は、大畑慧悟騎手を鞍上に迎えて、うしかい座特別（名古屋ダート920m 雨/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見事な伸び脚で急追したが、勝ったエッシャーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。