エストラーダ（2020年生、母ヴェルーテ）

エストラーダ（2020年3月30日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「道(ポルトガル語)」。毛色は鹿毛。種牡馬のハービンジャー（当時14歳）と交配したヴェルーテが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方14戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2023年の一般C10。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

3月19日、デビュー戦は田口貫太騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は466kg。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/不良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で田口貫太騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月27日、中6週で迎えた3戦目は、藤懸貴志騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、4着に入り込んだ。

6月11日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京芝2400m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（1戦0勝）。17頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚勢が衰えて12着に終わった。

8月13日、中8週で迎えた5戦目は、川端海翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤懸貴志騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したパープルクラウドにハナ差届かず2着となった。

9月3日、連闘で迎えた7戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤懸貴志騎手（3戦0勝）。18頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を披露し、5着に入り込んだ。

10月5日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、一般C11（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた9戦目は、一般C10（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせてあっさりと抜け出し、最後は2着のエルーシアに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

11月6日、中2週で迎えた10戦目は、入鹿池特別（名古屋ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡部誠騎手（2戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

11月17日、中1週で迎えた11戦目は、御礼!靖志さんお疲れ様でした（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で岡部誠騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた12戦目は、絶対的ヒーロー生誕記念2023（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部誠騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったフェルクアーサーを3/4馬身捉え切れず2着に敗北した。

12月25日、中2週で迎えた13戦目は、蔵王山特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で岡部誠騎手（5戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったフェアリーハイにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

4歳（2024年）

1月5日、中1週で迎えた14戦目は、福笑い賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で岡部誠騎手（6戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

1月18日、中1週で迎えた15戦目は、木之前葵騎手を鞍上に迎えて、おぼろ雲特別（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず6着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた16戦目は、ふぐちり賞（名古屋ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は岡部誠騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したモーニングビーチに3/4馬身届かず2着となった。

2月15日、中1週で迎えた17戦目は、一般B7（名古屋ダート1500m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（8戦1勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

2月29日、中1週で迎えた18戦目は、宮下瞳騎手を鞍上に迎えて、さえずり賞（名古屋ダート1700m 小雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

3月14日、中1週で迎えた19戦目は、ホワイトチョコレート賞（名古屋ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は岡部誠騎手（9戦1勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず7着に敗れた。

3月28日、中1週で迎えた20戦目は、一般B6（名古屋ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部誠騎手（10戦1勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。

4月12日、中1週で迎えた21戦目は、山田祥雄騎手を鞍上に迎えて、阿寺の七滝特別（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入り込んだ。