イナリキング（1992年生、母マークローゼン）

Inari King

1992.03.22

イナリキング（1992年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のイナリスター（当時8歳）と交配したマークローゼンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は棚川 克昌。戦績は、中央平地12戦0勝2着2回、地方1戦0勝。

経歴

デビュー前

長浜博之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1994年）

8月6日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に敗れた。

8月27日、中2週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で河内洋騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

9月25日、中3週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/重）に50kgの軽斤量で出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。

10月22日、中3週で迎えた4戦目は、石橋守騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/重）に出走。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（京都ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋守騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

11月19日、中1週で迎えた6戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったアインスポットに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入った。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず6着に敗れた。

3歳（1995年）

1月14日、中3週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は石橋守騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた10戦目は、土肥幸広騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/良）に出走。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚にキレが無く3着に敗れた。

3月4日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、抜け出したニイミホープにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月18日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

7月4日、約3か月半の休養明けで迎えた13戦目は、山中利夫騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般B3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。