テンリパッション（1992年生、母テンリアンサー）

経歴

デビュー前

渡辺栄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1995年）

5月14日、デビュー戦は角田晃一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（京都ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた2戦目は、野元昭嘉騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1600m 小雨/重）に50kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったブラックギャングにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

6月17日、中1週で迎えた3戦目は、渡辺薫彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が悪くなり11着に敗れた。

7月1日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は角田晃一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

7月22日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で角田晃一騎手（2戦0勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、坂本勝美騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に敗れた。

8月26日、中1週で迎えた7戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 曇/稍重）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

9月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けじ心を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

9月23日、中1週で迎えた9戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸び脚で驀進したが、クチベニに交わされて3馬身差の2着となった。

10月7日、中1週で迎えた10戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい12着に敗れた。