スクルトゥーラ（2019年生、母カービングパス）

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額3,600万円（90万×40口）で一口馬主が募集された。

2歳（2021年）

10月23日、デビュー戦はC.ルメール騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京芝1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は424kg。18頭立ての1番人気に推されて17番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のコルベイユに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2022年）

1月10日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、横山武史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳G3のフェアリーステークス（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく6着に敗れた。

3月13日、中8週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた3戦目は、西塚洸二騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山芝1200m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

5月7日、中7週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は横山武史騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、伸びてきたニシノスーベニア決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

7月2日、中7週で迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラスの長万部特別（函館芝1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で横山武史騎手（2戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に敗れた。

9月24日、約3か月の間隔を開けて迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1200m 外回り曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で横山武史騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて16番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後はタレてしまい13着に敗れた。

4歳（2023年）

2月4日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた7戦目は、4歳以上1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で横山武史騎手（4戦0勝）。15頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に敗れた。

4月16日、中9週で迎えた8戦目は、武藤雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に敗れた。

5月7日、中2週で迎えた9戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1400m 雨/良）に出走。17頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、抜け出したヴェールアンレーヴを差し切れず、1馬身3/4差の2着となった。

6月3日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた10戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 曇/不良）に出走。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

8月13日、中9週で迎えた11戦目は、北村宏司騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての4番人気に推されて9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月9日、中7週で迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（東京芝1400m 雨/重）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。

12月16日、中9週で迎えた13戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝1400m 曇/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

5歳（2024年）

3月9日、約3か月の間隔を開けて迎えた14戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線に入ると、前で粘るサウンドレイラをハナ差だけ差し切って久しぶりに美酒を浴びた。

5月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、4歳以上2勝クラスの葉山特別（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、5着に入り込んだ。

8月11日、約2か月半の間隔を開けて迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳以上2勝クラスの三面川特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は荻野極騎手（1戦1勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

11月3日、約3か月の間隔を開けて迎えた17戦目は、3歳以上2勝クラス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村宏司騎手（1戦0勝）。13頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が振るわず12着に終わった。