コーネルマズル（2000年生、母ジングウシャルマン）

コーネルマズル（2000年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のホワイトマズル（当時10歳）と交配したジングウシャルマンが12歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡厚真町、生産者は（有）厚真キクチファーム。戦績は、地方9戦4勝。主な勝ち鞍は2003年のコスモス特別。

経歴

デビュー前

宮本康厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2003年）

4月26日、デビュー戦は堀千亜樹騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 曇/不良）に出走。馬体重は464kg。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1190m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で堀千亜樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のプラズマパワーをハナ差振り切って初勝利を挙げた。

6月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で堀千亜樹騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るブラックホルダーを上がり1位の末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目をマークした。

7月4日、中3週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で堀千亜樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

7月24日、中2週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で堀千亜樹騎手（4戦2勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で堀千亜樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のフォージドソヴリンをクビ差振り切って1着ゴールを果たした。

9月6日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦のコスモス特別（大井ダート1590m 内回り曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で堀千亜樹騎手（6戦3勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のメイユウラムソンに1馬身の差をつけて4勝目を挙げた。

9月30日、中2週で迎えた8戦目は、港区特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で堀千亜樹騎手（7戦4勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

4歳（2004年）

3月2日、約5か月の休養明けで迎えた9戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で堀千亜樹騎手（8戦4勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では伸びあぐねて14着に終わった。