エーピーパーティ（1990年生、母Party’s On Me）

経歴

デビュー前

3歳（1993年）

3月20日、デビュー戦は安田康彦騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（阪神ダート1400m 雨/良）に出走。馬体重は506kg。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のダンツタイガーに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月17日、中3週で迎えた2戦目は、3歳G3のクリスタルカップ（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。芝レース、重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で安田康彦騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

5月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳オープンの菖蒲ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安田康彦騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に敗れた。

5月23日、中1週で迎えた4戦目は、4歳500万下の露草賞（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で安田康彦騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。

7月11日、中6週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で安田康彦騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るピーチパワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は9馬身の差をつけて2勝目を獲得した。

7月17日、連闘で迎えた6戦目は、4歳以上900万下のオーロラ特別（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で安田康彦騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸び脚で猛追したが、抜け出したグリーマンを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（1995年）

3月18日、約20か月半の休養明けで迎えた7戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で安田康彦騎手（6戦2勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力のある伸び脚で猛進したが、エアネイティヴに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

4月1日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で安田康彦騎手（7戦2勝）。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のバンブーガリレオを3/4馬身振り切って圧倒的人気に応えた。

6歳（1996年）

1月5日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた9戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で安田康彦騎手（8戦3勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。

1月21日、中1週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で安田康彦騎手（9戦3勝）。12頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた11戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に敗れた。

10月5日、約8か月の休養明けで迎えた12戦目は、須貝尚介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下（京都ダート1800m 曇/重）に出走。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではいいところがなく4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた14戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の花背特別（京都芝1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。18頭立ての16番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって13着に終わった。

11月16日、連闘で迎えた15戦目は、4歳以上900万下（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。15頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、平均ペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天授の負けん気を発揮してゴールまで頑張り、4着を確保した。

7歳（1997年）

1月17日、中8週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた16戦目は、山藤統宏騎手を鞍上に迎えて、墨田区特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

1月31日、中1週で迎えた17戦目は、堀千亜樹騎手を鞍上に迎えて、品川区特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

2月12日、中1週で迎えた18戦目は、大田区特別（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山藤統宏騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。8着に敗れた。