プラティコドン（2005年生、母サンタムール）

プラティコドン（2005年2月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「桔梗の学名」。毛色は鹿毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時12歳）と交配したサンタムールが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（株）ノースヒルズ。戦績は、中央平地8戦1勝、地方25戦0勝。主な勝ち鞍は2008年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

池江泰郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

2月10日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一気に末脚を伸ばして、最後は2着のブラストダッシュに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

3月29日、中6週で迎えた2戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では最後まで息が続かず9着に敗れた。

4月13日、中1週で迎えた3戦目は、牝馬限定3歳オープンの忘れな草賞（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（1戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

5月11日、中3週で迎えた4戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下の矢車賞（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた5戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のこでまり賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月17日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の鹿屋特別（小倉芝1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい8着に終わった。

8月24日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた7戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉芝2000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。敢然と端をきり、遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい12着に敗れた。

4歳（2009年）

2月14日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい15着に終わった。

4月27日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた9戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、春馬特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた10戦目は、一般C1六（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で水野貴史騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5月28日、中1週で迎えた11戦目は、行田・足袋のまち賞（浦和ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で水野貴史騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

6月18日、中2週で迎えた12戦目は、一般C1三四（川崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で水野貴史騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1四（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で水野貴史騎手（4戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

8月5日、中4週で迎えた14戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた15戦目は、岡田大騎手を鞍上に迎えて、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

9月9日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた16戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、リンドウ特別（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に終わった。

9月29日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた17戦目は、森下博騎手を鞍上に迎えて、一般C1八九（大井ダート1500m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

10月15日、中1週で迎えた18戦目は、一般C1七（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森下博騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。

11月9日、中3週で迎えた19戦目は、一般C1七八（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森下博騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。

11月27日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1六（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は繁田健一騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい10着に終わった。

12月22日、中3週で迎えた21戦目は、ハンデ戦のシクラメン特別（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（2戦0勝）。11頭立ての9番人気で大外11番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

5歳（2010年）

1月6日、中1週で迎えた22戦目は、ハンデ戦の花のまち鴻巣賞（浦和ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で繁田健一騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、些か速いペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

1月27日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で繁田健一騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

2月8日、中1週で迎えた24戦目は、一般C2七（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は酒井忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に終わった。

2月24日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く10着に終わった。

3月23日、中3週で迎えた26戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は繁田健一騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

4月28日、中4週で迎えた27戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず5着に終わった。

5月25日、中3週で迎えた28戦目は、一般C2七八（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

6月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、一般C2五六（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で見沢譲治騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず6着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた30戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で見沢譲治騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では速い脚を使えず4着に終わった。

7月20日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の一般C2以下（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で見沢譲治騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に敗れた。

8月4日、中1週で迎えた32戦目は、一般C2七八（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で見沢譲治騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた33戦目は、一般C2八九十（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で見沢譲治騎手（6戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。