ヒロカイザー（1987年生、母ヒロスマイリー）

Hiro Kaiser

1987.04.02

ヒロカイザー（1987年4月2日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時11歳）と交配したヒロスマイリーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）勝川牧場。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1990年の4歳新馬。

経歴

デビュー前

高橋祥泰厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1990年）

2月25日、デビュー戦は坂本勝美騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝2000m 曇/重）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るシティボーイを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って初勝利を挙げた。

3月18日、中2週で迎えた2戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下のミモザ賞（中山芝2200m 外回り 雨/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に敗れた。

3月31日、中1週で迎えた3戦目は、3歳オープンの若葉ステークス（中山芝2200m 外回り 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く5着に敗れた。

5月4日、中4週で迎えた4戦目は、4歳500万下（東京芝2400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、伸びてきたコンペティション決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗れた。

4歳（1991年）

2月2日、約9か月の休養明けで迎えた5戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず4着に敗れた。

2月16日、中1週で迎えた6戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は坂本勝美騎手（1戦1勝）。16頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は脚を失くしてしまい11着に敗れた。

3月9日、中2週で迎えた7戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中山ダート1800m 曇/重）に出走。15頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

8月24日、約5か月半の休み明けで迎えた8戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。