キングパワー（1986年生、母オギノパワー）

経歴

デビュー前

2歳（1988年）

6月12日、デビュー戦は猿橋重利騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。

12月18日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた2戦目は、丸山勝秀騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。

3歳（1989年）

1月13日、中3週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で丸山勝秀騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

1月22日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸山勝秀騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に終わった。

2月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で丸山勝秀騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったダイタクエンプレスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

2月25日、中1週で迎えた6戦目は、4歳400万下の4歳抽せん馬特別（阪神芝1400m 曇/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は5戦連続で丸山勝秀騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着を確保した。

3月12日、中1週で迎えた7戦目は、樋口弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1700m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハナに立ち、平均的なペースで集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた8戦目は、山本康二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して9番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に敗れた。

4月9日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は樋口弘騎手（1戦0勝）。15頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

4月23日、中1週で迎えた10戦目は、4歳400万下（京都ダート1400m 雨/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康二騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、ケルンユーホーに交わされて1馬身3/4差の2着となった。

5月6日、中1週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（京都芝1400m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康二騎手（2戦0勝）。20頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず最後はタイエバンスと並んで12着同着となった。

5月21日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は樋口弘騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、タフなペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

6月4日、中1週で迎えた13戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は山本康二騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

6月18日、中1週で迎えた14戦目は、4歳未勝利（中京ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は樋口弘騎手（3戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず7着に敗れた。

7月15日、中3週で迎えた15戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で樋口弘騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、壮絶なハイペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では生得の持続力で渋太く末脚を持続させて、最後は2着のリンクアンサーを3/4馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

7月30日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で樋口弘騎手（5戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず12着に終わった。

8月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で樋口弘騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では決め手が足りず10着に終わった。

11月20日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg減らして迎えた18戦目は、加藤一成騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた19戦目は、椿山昭彦騎手を鞍上に迎えて、一般C1ロ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で椿山昭彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1990年）

2月9日、中5週で迎えた21戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は加藤一成騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月24日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1ハ（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月13日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1ニ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は椿山昭彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月18日、中8週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は加藤一成騎手（3戦0勝）。9頭立ての9番人気で大外9番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月14日、中3週で迎えた25戦目は、一般C2ホ（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤一成騎手（4戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のミスリアルムをクビ差制して2勝目をゲットした。

7月4日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2イ（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で加藤一成騎手（5戦1勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。9着に終わった。