アジアンプリンセス（2002年生、母Golden Aster）

アジアンプリンセス（2002年2月17日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「アジアの王女」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のGiant's Causeway（当時5歳）と交配したGolden Asterが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般D4-6。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2005年）

3月12日、デビュー戦は赤木高太郎騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。馬体重は410kg。16頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

4月17日、中4週で迎えた2戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

5月19日、中4週で迎えた3戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の屋形船賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた4戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の甲山特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月18日、中4週で迎えた5戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のエメラルド賞（盛岡芝1700m 雨/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に敗れた。

8月23日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、岡島玉一騎手を鞍上に迎えて、一般D4-6（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のアーリントンガールをクビ差制して初勝利を挙げた。

9月6日、中1週で迎えた7戦目は、一般D4-4（旭川ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡島玉一騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったフサイチブルボンから半馬身差の2着に敗北した。

9月20日、中1週で迎えた8戦目は、一般D4-2（旭川ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で岡島玉一騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般D4-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で岡島玉一騎手（3戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月20日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、千葉津代士騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。7着に敗れた。