レガシーラッシュ（1996年生、母レガシーフィールド）

レガシーラッシュ（1996年5月16日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のサンデーサイレンス（当時10歳）と交配したレガシーフィールドが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）へいはた牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、中央障害1戦0勝、地方9戦5勝2着2回。主な勝ち鞍は2001年の金峰山特別(一般C)。

経歴

デビュー前

吉岡八郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

12月5日、デビュー戦は常石勝義騎手を鞍上に据えて、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。馬体重は484kg。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では速い脚を使えず4着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、4歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で常石勝義騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2000年）

6月18日、約6か月の休み明けで迎えた3戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。競走中止となった。

7月16日、中3週で迎えた4戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の日田特別（小倉芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

7月22日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた5戦目は、4歳以上500万下の英彦山特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤哲三騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

8月5日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上500万下のタイランドカップ（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤哲三騎手（2戦0勝）。15頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

8月13日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下の筑後川特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤哲三騎手（3戦0勝）。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が冴えず5着に敗れた。

8月27日、中1週で迎えた8戦目は、河内洋騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

9月3日、連闘で迎えた9戦目は、4歳以上500万下の青島特別（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は佐藤哲三騎手（4戦0勝）。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

11月14日、中9週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた10戦目は、古泉悟騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のノアチャンピオンに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月5日、中2週で迎えた11戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のサホロロータリーに7馬身の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月23日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（2戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラウドリーワンから1馬身差の2着に敗北した。

5歳（2001年）

1月7日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた13戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月23日、中1週で迎えた14戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は古泉悟騎手（3戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のカシノショウリュウに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

2月14日、中2週で迎えた15戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で古泉悟騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のニホンピロジョーイに7馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

3月1日、中1週で迎えた16戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で古泉悟騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のプラウドリーワンに1馬身の差をつけて制した。

3月20日、中2週で迎えた17戦目は、三石こんぶ特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で古泉悟騎手（6戦5勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったプラウドリーワンから1馬身差の2着に敗北した。

4月23日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、金峰山特別（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で古泉悟騎手（7戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。競走中止となった。