リバーラブリー（1991年生、母シヨウセン）

リバーラブリー（1991年3月4日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は黒鹿毛。種牡馬のピツトカーン（当時20歳）と交配したシヨウセンが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道中川郡幕別町、生産者は青田善夫。戦績は、中央平地4戦2勝2着2回。1993年のアラブ3歳ステークス(アラ系3歳オープン)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1993年）

6月19日、デビュー戦は長峰一弘騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 小雨/稍重）に出走。馬体重は428kg。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったアテンションブルーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

7月3日、中1週で迎えた2戦目は、宮田仁騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 雨/不良）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のヒラリワンに6馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月7日、中4週で迎えた3戦目は、アラ系3歳400万下（新潟芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宮田仁騎手（1戦1勝）。4頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、厳しいペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のストロングマルスに9馬身の差をつけて単勝一倍台の支持に応えた。

8月29日、中2週で迎えた4戦目は、2歳オープンのアラブ3歳ステークス（新潟芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宮田仁騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端をきり、息の入らないペースで一団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、アテンションブルーに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。