ディーレクタ（2018年生、母ランダムトーク）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ヴェルサイユファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。2歳のとき、宝寄山拓樹から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、によって円で落札された。

2歳（2020年）

8月11日、デビュー戦は山林堂信彦騎手を鞍上に据えて、2歳戦のスパーキングデビュー（川崎ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は485kg。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を奪い、非常に速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のマイアミに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

8月27日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のシャイニングメモリー賞（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい6着に敗れた。

10月12日、中6週で迎えた3戦目は、2歳戦のドラゴンフライ特別（川崎ダート900m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで最後まで敢闘したが、勝ったシェナグンジョウに詰め切れず、5馬身差の2着に敗れた。

11月13日、中4週で迎えた4戦目は、2歳戦のシヤンタン賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のスコーピオン特別（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で山林堂信彦騎手（4戦1勝）。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立つ形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

3歳（2021年）

1月1日、中2週で迎えた6戦目は、3歳戦の2021幕開け特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で山林堂信彦騎手（5戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

1月29日、中3週で迎えた7戦目は、3歳戦の尉鶲特別（川崎ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で山林堂信彦騎手（6戦1勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後は脚色が悪くなり12着に終わった。

3月4日、中4週で迎えた8戦目は、牝馬限定3歳戦のアクアマリンフラワー賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山林堂信彦騎手（7戦1勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り7着に終わった。

10月13日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から17kg増やして迎えた9戦目は、秋雷賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で山林堂信彦騎手（8戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘し、3着に入った。

11月8日、中3週で迎えた10戦目は、快翔賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山林堂信彦騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではいいところがなく12着に敗れた。

4歳（2022年）

4月8日、約5か月の休み明けで迎えた11戦目は、はいさい!川崎賞沖縄本土復帰50年記念（川崎ダート900m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で山林堂信彦騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

5月20日、中5週で迎えた12戦目は、紅玉賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で山林堂信彦騎手（11戦1勝）。12頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月31日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1五（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で山林堂信彦騎手（12戦1勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや緩いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って7着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた14戦目は、駿逸賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で山林堂信彦騎手（13戦1勝）。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた15戦目は、稲光賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で山林堂信彦騎手（14戦1勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

8月26日、中6週で迎えた16戦目は、雷撃賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は16戦連続で山林堂信彦騎手（15戦1勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。最後は脚を失くしてしまい7着に終わった。

9月13日、中2週で迎えた17戦目は、激雷賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で山林堂信彦騎手（16戦1勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（2023年）

9月11日、約12か月の休養明けで迎えた18戦目は、ワラビー賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で山林堂信彦騎手（17戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた19戦目は、ムササビ賞（川崎ダート900m 雨/不良）に出走。鞍上は19戦連続で山林堂信彦騎手（18戦1勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を発揮し、3着に入った。

11月6日、中3週で迎えた20戦目は、ウォンバット賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は20戦連続で山林堂信彦騎手（19戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず5着に敗れた。

12月12日、中4週で迎えた21戦目は、ヤマネ賞（川崎ダート900m 曇/稍重）に出走。鞍上は21戦連続で山林堂信彦騎手（20戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したマザーフェイヴァーにクビ差届かず2着となった。

6歳（2024年）

1月1日、中2週で迎えた22戦目は、初詣賞（川崎ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は22戦連続で山林堂信彦騎手（21戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したシャイニングルキアを差し切れず、1馬身差の2着となった。

2月1日、中3週で迎えた23戦目は、一般C3三四五（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は23戦連続で山林堂信彦騎手（22戦1勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に敗れた。

3月13日、中5週で迎えた24戦目は、フェネック賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は24戦連続で山林堂信彦騎手（23戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月2日、中2週で迎えた25戦目は、ツバメ賞（川崎ダート900m 晴/重）に出走。鞍上は25戦連続で山林堂信彦騎手（24戦1勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に終わった。

5月7日、中4週で迎えた26戦目は、オオタカ賞（川崎ダート900m 雨/稍重）に出走。鞍上は26戦連続で山林堂信彦騎手（25戦1勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で猛追したが、抜け出したパトウォンを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。