ウインドサクセス（2011年生、母ダスティーミラー）

ウインドサクセス（2011年2月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋成功」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時18歳）と交配したダスティーミラーが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）川向高橋育成牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2五。

経歴

デビュー前

鈴木孝志厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2013年）

10月6日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は508kg。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では速い脚を使えず9着に終わった。

3歳（2014年）

2月16日、約4か月半の休養明けで迎えた2戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず15着に終わった。

3月8日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は松山弘平騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪い、平均的なペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず16着に終わった。

6月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1400m 曇/良）に出走。18頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘し、5着を確保した。

12月9日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から28kg戻して迎えた5戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた6戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

4歳（2015年）

3月27日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、一般C2五（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバッカスに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月5日、連闘で迎えた8戦目は、一般C1-6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田弘治騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が鈍り6着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた9戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田弘治騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、ニシノラヴリーに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

5月3日、中2週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、一般C1-7（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で藤田弘治騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

5月17日、中1週で迎えた11戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、成俊・小百合結婚記念（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい6着に敗れた。

6月9日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた12戦目は、畑中信司騎手を鞍上に迎えて、イルカウォッチング特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に敗れた。