ニシノラヴリー（2011年生、母インラヴ）

ニシノラヴリー（2011年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋母名より連想」。毛色は栗毛。種牡馬のタニノギムレット（当時12歳）と交配したインラヴが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川上牧場。戦績は、中央平地3戦0勝、地方20戦3勝2着5回。主な勝ち鞍は2014年の3歳B5。

経歴

デビュー前

上原博之厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月2日、デビュー戦は池添謙一騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は440kg。15頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。

4月26日、約3か月の間隔を開けて迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。17頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた3戦目は、長岡禎仁騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

6月22日、中4週で迎えた4戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目を引く伸びを見せたが、勝ったニシノオンリーユーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

7月6日、中1週で迎えた5戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、カネトシエンパシーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

7月20日、中1週で迎えた6戦目は、3歳B3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

8月11日、中2週で迎えた7戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、3歳B5（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るドリームマーチを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

9月2日、中2週で迎えた8戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり、馬場の外目を通りながら4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

9月14日、中1週で迎えた9戦目は、3歳戦の新潟県畜産協会長賞3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦1勝）。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた10戦目は、三引獅子舞特別（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルファルミエールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月19日、中2週で迎えた11戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で平瀬城久騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見事な伸び脚で猛追したが、勝ったトウショウエディタに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

11月4日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平瀬城久騎手（5戦2勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

11月18日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1-2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で平瀬城久騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1-3（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で平瀬城久騎手（7戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったトミケンブリランテに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた15戦目は、一般C1-4（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で平瀬城久騎手（8戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月25日、連闘で迎えた16戦目は、一般C1四（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で平瀬城久騎手（9戦2勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったナスヤマザクラに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

4歳（2015年）

3月29日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、一般C1七（金沢ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は11戦連続で平瀬城久騎手（10戦2勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず7着に敗れた。

4月5日、連闘で馬体重を前走から9kg絞って迎えた18戦目は、一般C1-7（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は12戦連続で平瀬城久騎手（11戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず8着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた19戦目は、一般C2-2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は13戦連続で平瀬城久騎手（12戦2勝）。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るウインドサクセスを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて3勝目を手に入れた。

5月5日、中2週で迎えた20戦目は、一般C1-2（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で平瀬城久騎手（13戦3勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず9着に終わった。

5月19日、中1週で迎えた21戦目は、一般C1-2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で平瀬城久騎手（14戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

6月2日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1三（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。

6月14日、中1週で迎えた23戦目は、大先生、還暦おめでとう記念（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。