リョウマニッポン（2008年生、母ディナーパーティ）

リョウマニッポン（2008年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のルールオブロー（当時7歳）と交配したディナーパーティが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、地方12戦4勝2着3回。2010年の九州ジュニアグランプリ(地方重賞)に勝利した他、2011年のロータスクラウン賞(KJ2)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

当歳のとき、宮内牧場から「北海道オータムセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、宮内牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、ディスティニーファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、鹿戸剣司によって315万円で落札された。

九日俊光厩舎（佐賀）へ入厩。

2歳（2010年）

7月11日、デビュー戦は山口勲騎手を鞍上に据えて、2歳戦のルーキーステージ（佐賀ダート1300m 曇/不良）に出走。馬体重は485kg。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のデロースに1馬身半の差をつけて初白星を挙げた。

8月15日、中4週で迎えた2戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るゴールドチャッピーを猛烈な末脚でハナ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

10月22日、中9週で迎えた3戦目は、真島正徳騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の九州ジュニアグランプリ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のキングに半馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

3歳（2011年）

4月18日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた4戦目は、倉富隆一郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2-3（佐賀ダート1400m 曇/良）に56kgの斤量を背負って出走。9頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月1日、中1週で馬体重を前走から20kg絞って迎えた5戦目は、3歳KJ3の荒尾ダービー（荒尾ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。6着に敗れた。

5月14日、中1週で馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、皐月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は3戦連続で倉富隆一郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず5着に終わった。

6月6日、中2週で迎えた7戦目は、3歳KJ1のDW2011九州ダービー栄城賞（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で倉富隆一郎騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

6月25日、中2週で迎えた8戦目は、夏至特別（佐賀ダート1750m 雨/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で倉富隆一郎騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したゴールドレインボーに半馬身届かず2着となった。

7月9日、中1週で迎えた9戦目は、文月特別（佐賀ダート1750m 晴/良）に56kgの斤量を背負って出走。鞍上は6戦連続で倉富隆一郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るオリオンザピカイチを上がり1位の末脚でクビ差だけ差し切ってファンの高評価に応えた。

7月24日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、里帰りジョッキーズカップホームタウンカップ（佐賀ダート1750m 晴/良）に57kgの斤量を背負って出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、コートデュローヌに交わされて4馬身差の2着となった。

9月25日、中8週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた11戦目は、3歳KJ2のロータスクラウン賞（佐賀ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は倉富隆一郎騎手（6戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見事な伸び脚で猛追したが、抜け出したリネンハイブリットを差し切れず、1馬身差の2着となった。

10月10日、中1週で迎えた12戦目は、玄界灘特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で倉富隆一郎騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。競走中止となった。