ヤングラベンダー（1993年生、母ヤングエンペラー）

ヤングラベンダー（1993年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のワイズカウンセラー（当時10歳）と交配したヤングエンペラーが20歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は長田操。戦績は、中央平地8戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は1995年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

柳田次男厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1995年）

7月16日、デビュー戦は橋本美純騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は420kg。13頭立ての4番人気で大外13番ゲートからスタート。ハナを奪い、忙しいペースで一団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、タイパフュームに交わされて5馬身差の2着となった。

7月29日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（小倉芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で橋本美純騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく8着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた3戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1000m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るテイエムファーストを目の覚めるような末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

10月7日、中5週で迎えた4戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳500万下のサフラン賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

11月5日、中3週で迎えた5戦目は、牝馬限定2歳オープンの萩ステークス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず9着に終わった。

3歳（1996年）

8月31日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、細江純子騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（小倉芝1200m 雨/稍重）に出走。18頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、17番手を追走し、4コーナーは18番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず18着に終わった。

10月5日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた7戦目は、塩村克己騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（京都ダート1200m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

10月26日、中2週で迎えた8戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で3番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず15着に終わった。