ホクトハイツ（1992年生、母テイオークイーン）

ホクトハイツ（1992年3月30日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシェイディハイツ（当時8歳）と交配したテイオークイーンが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファンタストクラブ。戦績は、中央平地10戦1勝、地方17戦0勝2着4回。主な勝ち鞍は1994年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1994年）

9月11日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は510kg。13頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に敗れた。

10月16日、中4週で迎えた2戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。6頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ミドルペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと終いの脚を伸ばして、最後は2着のマイネエクセルをハナ差振り切って初白星を挙げた。

11月12日、中3週で迎えた3戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

12月3日、中2週で迎えた4戦目は、3歳500万下の葉牡丹賞（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はタレてしまい13着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた5戦目は、田面木博公騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山ダート1800m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

3歳（1995年）

7月1日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、徳吉孝士騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で大外12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は減速してしまい11着に終わった。

7月9日、連闘で馬体重を前走から10kg戻して迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳吉孝士騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

7月23日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

7月29日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

9月10日、中5週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は徳吉孝士騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい15着に終わった。

12月2日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から22kg戻して迎えた11戦目は、小野寺雅彦騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1420m 小雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったサンドバーションからクビ差の2着に惜敗した。

12月16日、中1週で迎えた12戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、4歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったベニバナジョオーから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（1996年）

1月7日、中2週で迎えた13戦目は、5歳（水沢ダート1420m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったラッキーアルダンから5馬身差の2着に敗北した。

4月7日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた14戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は小野寺雅彦騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月20日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた15戦目は、一般C2（盛岡ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月5日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺雅彦騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったキガラトップオーからクビ差の2着となった。

5月19日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で小野寺雅彦騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

10月19日、約5か月の休養明けで迎えた18戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で小野寺雅彦騎手（5戦0勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月2日、中1週で迎えた19戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月23日、中2週で迎えた20戦目は、一般C3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は小野寺雅彦騎手（6戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

12月1日、連闘で迎えた21戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野寺雅彦騎手（7戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月29日、中3週で迎えた22戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野寺雅彦騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。

5歳（1997年）

7月7日、約6か月半の休み明けで迎えた23戦目は、松下裕樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2-3（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

6歳（1998年）

4月7日、約9か月の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた24戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松下裕樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

4月20日、中1週で迎えた25戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、一般C4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月26日、連闘で迎えた26戦目は、一般C4（金沢ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（1戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月18日、中2週で迎えた27戦目は、一般C4（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松下裕樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず7着に終わった。