カミノグッディ（1994年生、母グツデイグツデイ）

カミノグッディ（1994年3月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時7歳）と交配したグツデイグツデイが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）秋田牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方10戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C1。

経歴

デビュー前

清水出美厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

10月11日、デビュー戦は内田浩一騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた2戦目は、佐藤哲三騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 小雨/良）に出走。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた3戦目は、千田輝彦騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

11月16日、連闘で迎えた4戦目は、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は内田浩一騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月29日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で内田浩一騎手（2戦0勝）。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

4歳（1998年）

1月10日、中5週で迎えた6戦目は、晴山幹也騎手を鞍上に迎えて、5歳C3（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のマルブツシーズに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

4月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のスノービューティに3馬身の差をつけて優勝

4月19日、中1週で迎えた8戦目は、一般C3（水沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で晴山幹也騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のセイウンスターに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

5月5日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で晴山幹也騎手（3戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のヒノデオリオンに1馬身半の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

5月18日、中1週で迎えた10戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で晴山幹也騎手（4戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったゴエモンから2馬身差の2着に敗北した。

6月1日、中1週で迎えた11戦目は、小林俊彦騎手を鞍上に迎えて、一般C2（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のオケアノスに6馬身の差をつけて5勝目を手にした。

6月15日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は晴山幹也騎手（5戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のオケアノスに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月5日、中2週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で晴山幹也騎手（6戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のウインエンブレムに半馬身の差をつけて制した。

7月18日、中1週で迎えた14戦目は、五葉山賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で晴山幹也騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月15日、中3週で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、オーガストカップ（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったアドマイヤサンダーから3/4馬身差の2着に敗北した。