トーラスワン（2002年生、母トミケンロマン）

Taurus One

2002.04.24

トーラスワン（2002年4月24日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のメジロライアン（当時15歳）と交配したトミケンロマンが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）伏木田牧場。戦績は、地方15戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2005年の3歳。

経歴

デビュー前

武智政明厩舎（小林）へ入厩。

3歳（2005年）

3月25日、デビュー戦は今野忠成騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は460kg。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマガワヘイローを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4月2日、連闘で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦1勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり12着に敗れた。

5月9日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で今野忠成騎手（3戦1勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に敗れた。

6月27日、中3週で迎えた5戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい9着に終わった。

8月3日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず12着に終わった。

8月12日、連闘で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず6着に終わった。

9月22日、中5週で迎えた9戦目は、向山牧騎手を鞍上に迎えて、一般C8（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月12日、中2週で迎えた10戦目は、一般C8（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で向山牧騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシーズハイエストに6馬身の差をつけて2勝目を挙げた。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、ミルクカップ特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で向山牧騎手（2戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エイシンキツリンに交わされて1馬身差の2着となった。

11月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C4（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で向山牧騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブルージャズダンスに7馬身の差をつけて3勝目を手中に収めた。

11月25日、中1週で迎えた13戦目は、JA岐阜南農業祭特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で向山牧騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月16日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた14戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、一般C4（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアイシクルアートを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた15戦目は、一般C3（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は向山牧騎手（5戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のブラウンロックに8馬身の差をつけて勝利を手に入れた。