メイショウドナリオ（2006年生、母アルペンローズ）

メイショウドナリオ（2006年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋宝物箱（伊）」。毛色は栗毛。種牡馬のタイキシャトル（当時12歳）と交配したアルペンローズが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）三嶋牧場。戦績は、中央平地10戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上1000万下。

経歴

デビュー前

藤岡健一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月4日、デビュー戦は藤岡佑介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。馬体重は514kg。13頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4月12日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。17頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、しっかりと末脚を伸ばして、最後は2着のダノンヨーヨーに1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。

5歳（2011年）

5月22日、約25か月半の休み明けで迎えた3戦目は、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で藤岡康太騎手（1戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚が止まってしまい14着に敗れた。

6月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤岡康太騎手（2戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたアスタータイクーン決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月2日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、3歳以上500万下の大江山特別（京都芝1400m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤岡康太騎手（3戦1勝）。18頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に敗れた。

10月10日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg戻して迎えた6戦目は、3歳以上500万下（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で藤岡康太騎手（4戦1勝）。18頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のワールドロレックスを半馬身振り切って久方ぶりに美酒を浴びた。

10月30日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた7戦目は、3歳以上1000万下（京都芝1400m 外回り小雨/良）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ルナキッズに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

6歳（2012年）

3月11日、約4か月半の休養明けで迎えた8戦目は、4歳以上1000万下の中京スポーツ杯（中京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は藤岡康太騎手（5戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

3月24日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は藤岡佑介騎手（2戦0勝）。13頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のネオザウイナーを3/4馬身振り切って3勝目を奪取した。

5月20日、中7週で迎えた10戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上1600万下のフリーウェイステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。17頭立ての4番人気に推されて13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘したが、5着に終わった。