フセノユメデビュー（2006年生、母ファーストペイジ）

フセノユメデビュー（2006年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時13歳）と交配したファーストペイジが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は横山浩司。戦績は、地方27戦2勝2着4回。主な勝ち鞍は2009年の3歳F1一。

経歴

デビュー前

久野進一厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

9月23日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 晴/稍重）に出走。馬体重は492kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったストロングヒロインに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

10月13日、中2週で迎えた2戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びあぐねて4着に敗れた。

11月27日、中5週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた3戦目は、2歳F1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のチョウバクハツに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

12月10日、中1週で迎えた4戦目は、松平幸秀騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のセカンドトライ（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3歳（2009年）

1月3日、中2週で迎えた5戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

1月27日、中2週で迎えた6戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸びを見せたが、フェイスマナジェスに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

2月19日、中2週で迎えた7戦目は、3歳F1二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で追い上げたが、勝ったキヨミラクルに詰め切れず、7馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプリーズミーに5馬身の差をつけて単勝一倍台の期待に応えた。

3月27日、中2週で迎えた9戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月8日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村健騎手（5戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

5月5日、中3週で迎えた11戦目は、3歳A B（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（6戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では最後まで息が続かず4着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳A（姫路ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた13戦目は、3歳A B（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では脚が残っておらず3着に敗れた。

7月8日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には届かず7着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた15戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に終わった。

8月26日、中3週で迎えた16戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。

9月10日、中1週で迎えた17戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

9月30日、中2週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

10月13日、中1週で迎えた19戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（5戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に敗れた。

10月28日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（6戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた21戦目は、カニソムリエ浜坂特別（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では息の長い末脚を繰り出したが、3着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、3着に終わった。

12月9日、中1週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（7戦0勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

12月22日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（8戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったモエレロングランに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4歳（2010年）

7月6日、約6か月半の休み明けで迎えた25戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

7月21日、中1週で迎えた26戦目は、夕刊フジ賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

8月10日、中2週で迎えた27戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見所を作れず11着に敗れた。