ワイエスホーマ（1997年生、母スズネオン）

ワイエスホーマ（1997年5月22日）は、日本の競走馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のローゼンホーマ（当時14歳）と交配したスズネオンが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）坂元牧場。戦績は、地方23戦5勝2着5回。主な勝ち鞍は2000年のもみじ賞(アラ系一般C2以下)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、坂元牧場から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

蝦名弘厩舎（金沢）へ入厩。

3歳（2000年）

5月30日、デビュー戦は沖静男騎手を鞍上に据えて、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は438kg。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、リードを2馬身以上確保して、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月13日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（1戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず3着に終わった。

7月3日、中2週で迎えた3戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に沈み3着に沈んだ。

7月11日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に敗れた。

7月23日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で沖静男騎手（4戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

8月7日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、アラ系4歳（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で沖静男騎手（5戦0勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。前に出て、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が悪くなり9着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で沖静男騎手（6戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた8戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は8戦連続で沖静男騎手（7戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ミツルセンプウに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

9月15日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で沖静男騎手（8戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ゼネラルハーバーに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

10月3日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は10戦連続で沖静男騎手（9戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハヤテリッチマンに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月15日、中1週で迎えた11戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で沖静男騎手（10戦1勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は12戦連続で沖静男騎手（11戦1勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

11月12日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は13戦連続で沖静男騎手（12戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、リードを2馬身以上保って、で集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、タイガーマネーに半馬身交わされて2着に敗北した。

11月20日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で沖静男騎手（13戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハシルオーゴンに6馬身の差をつけて2勝目を手に入れた。

11月28日、連闘で迎えた15戦目は、アラ系一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は15戦連続で沖静男騎手（14戦2勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、グッドライラックに半馬身交わされて2着となった。

12月12日、中1週で迎えた16戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、もみじ賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るジュンコームテキを上がり0位の末脚で半馬身差し切って3勝目を掴み取った。

12月24日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦1勝）。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスマノレイズに1馬身半の差をつけて4勝目をつかんだ。

4歳（2001年）

4月9日、約3か月半の休み明けで迎えた18戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコモレビをアタマ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月23日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で池田敦騎手（3戦3勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月3日、中0週で迎えた20戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で池田敦騎手（4戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。端に立つ形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サカエスターに半馬身交わされて2着となった。

5月14日、中1週で迎えた21戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田敦騎手（5戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が悪くなり9着に敗れた。

5月27日、中1週で迎えた22戦目は、アメジスト特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は沖静男騎手（15戦2勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず9着に敗れた。

7月21日、中7週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた23戦目は、アラ系一般C1（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（6戦3勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。