レプロンドール（2011年生、母シルクグラフィック）

レプロンドール（2011年2月10日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「金の拍車（仏）」。毛色は青鹿毛。種牡馬のバゴ（当時10歳）と交配したシルクグラフィックが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は堤牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方12戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2014年の3歳。

経歴

デビュー前

和田雄二厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2013年）

8月3日、デビュー戦は古川吉洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月10日、連闘で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で古川吉洋騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では速い脚を使えず7着に終わった。

11月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から18kg減らして迎えた3戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

11月9日、連闘で迎えた4戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では伸びを欠き15着に終わった。

12月11日、中4週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた5戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳（笠松ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた6戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、エムズヒットにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2014年）

1月7日、中0週で迎えた7戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

1月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシャドウリーフに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月13日、中2週で迎えた9戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のハヤトダマシイに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

2月27日、中1週で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、ミツアキダイチャンに交わされて4馬身差の2着となった。

3月12日、中1週で迎えた11戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に沈んだ。

3月24日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉井友彦騎手（3戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

4月9日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（4戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて7着に敗れた。

4月22日、中1週で迎えた14戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、でレースを牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が鈍り6着に敗れた。

5月12日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉井友彦騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が鈍り7着に敗れた。

5月26日、中1週で迎えた16戦目は、3歳（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉井友彦騎手（7戦1勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。