マイネルアストリア（2017年生、母オレゴンレディ）
Meiner Astoria
2017.04.07
マイネルアストリア（2017年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+アメリカの地名」。毛色は鹿毛。種牡馬のハードスパン（当時13歳）と交配したオレゴンレディが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。2022年のあすなろ賞(地方重賞)に勝利した他、2022年のあすなろ賞(M3)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
ラフィアンターフマンクラブにて総額2,200万円（22万×100口）で一口馬主が募集された。
武市康男厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2019年）
6月15日、デビュー戦は内田博幸騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（東京ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。
7月21日、中4週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に敗れた。
8月31日、中5週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させてすんなりと抜け出し、最後は2着のクロカドッグに5馬身の差をつけて未勝利戦を制した。
10月15日、中5週で迎えた4戦目は、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦1勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。
10月31日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、丹内祐次騎手を鞍上に迎えて、2歳Jpn3の北海道2歳優駿（門別ダート1800m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。14頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天資のガッツでゴールまで力戦し、5着を確保した。
12月8日、中4週で迎えた6戦目は、2歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい14着に終わった。
3歳（2020年）
1月12日、中4週で迎えた7戦目は、3歳1勝クラスの黒竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた8戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラスの呉竹賞（中山ダート1800m 曇/良）に出走。13頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、4着に入り込んだ。
2月29日、中4週で迎えた9戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。
3月20日、中2週で迎えた10戦目は、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では賦性の負けじ魂を発揮してゴールまで落伍することなく走り切ったがが、5着に終わった。
9月19日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。端に立つ形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はバテてしまい最後はボスアンルーリーと並んで12着同着となった。
10月11日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた12戦目は、3歳以上1勝クラス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に終わった。
10月27日、中1週で迎えた13戦目は、フェイスフルブーツ特別（船橋ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮烈な末脚を爆発させて難なく抜け出し、最後は2着のヤマニンスプレモに3馬身の差をつけて2勝目を掴み取った。
11月15日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上2勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（4戦1勝）。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。
12月13日、中3週で迎えた15戦目は、3歳以上2勝クラスのチバテレ杯（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（5戦1勝）。16頭立ての14番人気で5番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。
4歳（2021年）
8月1日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた16戦目は、3歳以上2勝クラスの竜飛崎特別（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（7戦1勝）。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に終わった。
8月21日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた17戦目は、木幡巧也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの瀬波温泉特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に終わった。
9月27日、中4週で迎えた18戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、東京カップけやき賞（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアースライザーに6馬身の差をつけて人気に違わぬ実力を証明した。
11月27日、中8週で迎えた19戦目は、斎藤新騎手を鞍上に迎えて、3歳以上3勝クラスの茨木ステークス（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての13番人気で大外16番ゲートからスタート。ハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。
12月12日、中1週で迎えた20戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの竹田城ステークス（阪神ダート2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。14頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は勢いを失って14着に終わった。
5歳（2022年）
3月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた21戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスの上総ステークス（中山ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は丹内祐次騎手（8戦1勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が悪くなり12着に終わった。
4月10日、中4週で迎えた22戦目は、M3の赤松杯（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のヴァケーションをクビ差振り切って4勝目を掴み取った。
5月8日、中3週で迎えた23戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、M1のシアンモア記念（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く5着に敗れた。
5月22日、中1週で迎えた24戦目は、M3のあすなろ賞（水沢ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（2戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のリリーモントルーに6馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。
6月19日、中3週で迎えた25戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では目立つような脚を使えず5着に敗れた。
7月18日、中3週で迎えた26戦目は、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（4戦3勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。
8月15日、中3週で迎えた27戦目は、立秋特別（盛岡ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（5戦3勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のリリーモントルーに2馬身の差をつけて6勝目を手にした。
9月11日、中3週で迎えた28戦目は、M2の青藍賞（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮戦したが、ゴールデンヒーラーに交わされて2馬身半差の2着となった。
9月27日、中1週で迎えた29戦目は、長月特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（6戦4勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のファルキートに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。
10月25日、中3週で迎えた30戦目は、金華特別（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず10着に敗れた。
11月7日、中1週で迎えた31戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く7着に敗れた。
12月5日、中3週で迎えた32戦目は、M2のトウケイニセイ記念（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に終わった。
デビュー前
ラフィアンターフマンクラブにて総額2,200万円（22万×100口）で一口馬主が募集された。
板垣吉則厩舎（岩手）へ入厩。
6歳（2023年）
1月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、睦月特別（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は2戦連続で坂口裕一騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。
6月5日、約5か月の休み明けで迎えた34戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、初夏特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のグットクレンジングに5馬身の差をつけて休み明け初戦を制した。
6月20日、中1週で迎えた35戦目は、地方重賞の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に終わった。
7月17日、中3週で迎えた36戦目は、盛夏特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（7戦5勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のブレイニーランを半馬身振り切って9勝目を掴み取った。
7月31日、中1週で迎えた37戦目は、大暑特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（8戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓抜な伸びを見せたが、ゼットセントラルに3/4馬身交わされて2着に敗北した。
8月29日、中3週で迎えた38戦目は、高橋悠里騎手を鞍上に迎えて、すずらん賞（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばしてあっさりと抜け出し、最後は2着のアルサトワに3馬身の差をつけて10勝目を達成した。
9月25日、中3週で迎えた39戦目は、長月特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋悠里騎手（1戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のグローリーグローリを半馬身振り切って勝利数を11に伸ばす
10月22日、中3週で迎えた40戦目は、金華特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋悠里騎手（2戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。
11月6日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた41戦目は、晩秋特別（盛岡ダート1600m 小雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高橋悠里騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。
12月5日、中3週で迎えた42戦目は、師走特別（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で高橋悠里騎手（4戦2勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、ハクシンパーソナルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。
12月17日、中1週で迎えた43戦目は、冬至特別（水沢ダート1900m 雪/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のゴールドギアに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。
12月31日、中1週で迎えた44戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、M1の桐花賞（水沢ダート2000m 曇/重）に出走。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に終わった。
7歳（2024年）
4月15日、約3か月半の休み明けで迎えた45戦目は、卯月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は高松亮騎手（2戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。
4月29日、中1週で迎えた46戦目は、桜花特別（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高松亮騎手（3戦2勝）。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、グローリーグローリに交わされて3馬身差の2着となった。
5月13日、中1週で迎えた47戦目は、皐月特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で高松亮騎手（4戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚色が衰えて8着に敗れた。
6月10日、中3週で迎えた48戦目は、初夏特別（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（5戦2勝）。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい6着に敗れた。
6月23日、中1週で迎えた49戦目は、M1の一條記念みちのく大賞典（水沢ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は坂口裕一騎手（5戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず12着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた50戦目は、小暑特別（盛岡ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は高橋悠里騎手（6戦2勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。
8月20日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた51戦目は、関本玲花騎手を鞍上に迎えて、立秋特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったボウトロイに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
9月3日、中1週で迎えた52戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、桂樹杯（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然と端をきり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はバタバタになってしまい6着に終わった。
9月16日、中1週で迎えた53戦目は、M2の青藍賞（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は関本玲花騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。
9月30日、中1週で迎えた54戦目は、長月特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で関本玲花騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の敢闘精神でゴールまで力闘し、3着を確保した。
10月14日、中1週で迎えた55戦目は、Jpn1のマイルチャンピオンシップ南部杯（Road to JBC）（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で関本玲花騎手（3戦0勝）。15頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。でレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く14着に終わった。
10月29日、中1週で迎えた56戦目は、紅葉特別（盛岡ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で関本玲花騎手（4戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では余力が残っておらず6着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた57戦目は、2024盛岡ファイナル特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で関本玲花騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るグラシアスを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って勝利数を13に伸ばす