スウィフトベガ（1997年生、母スウィフトリバーバード）

スウィフトベガ（1997年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカング（当時9歳）と交配したスウィフトリバーバードが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）ケイアイファーム。戦績は、中央平地11戦0勝、地方16戦1勝。主な勝ち鞍は2001年の一般B1ハ。

経歴

デビュー前

須貝彦三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月30日、デビュー戦は須貝尚介騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 小雨/良）に出走。馬体重は466kg。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は減速してしまい12着に終わった。

3月5日、中4週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（中京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で須貝尚介騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

3月25日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で須貝尚介騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は4戦連続で須貝尚介騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

9月24日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から24kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で須貝尚介騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に敗れた。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、西原玲奈騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西原玲奈騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の新潟ノベンバーシリーズ第5戦（新潟(地)ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で西原玲奈騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月14日、連闘で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳戦の名古屋チャレンジカップキウイ賞（名古屋ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で西原玲奈騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

11月25日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で西原玲奈騎手（4戦0勝）。16頭立ての14番人気で14番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず11着に終わった。

12月3日、連闘で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で西原玲奈騎手（5戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

12月9日、連闘で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で西原玲奈騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、4着に入った。

12月16日、連闘で迎えた13戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で西原玲奈騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず9着に終わった。

4歳（2001年）

4月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、石井久治騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

4月15日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、ハンデ戦のチューリップ特別（新潟(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井久治騎手（1戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。7着に敗れた。

4月22日、連闘で迎えた16戦目は、山口高騎手を鞍上に迎えて、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月6日、中1週で迎えた17戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は石井久治騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた18戦目は、一般B1ハ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石井久治騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のタマモフェスタに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月7日、中4週で迎えた19戦目は、一般B1ニ（三条ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石井久治騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月16日、中5週で迎えた20戦目は、一般B1ロ（三条ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は山口高騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月8日、中2週で迎えた21戦目は、ハンデ戦の新井郷川特別（新潟(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は石井久治騎手（5戦1勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月16日、連闘で迎えた22戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で石井久治騎手（6戦1勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月24日、連闘で迎えた23戦目は、一般B1ロ（新潟(地)ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石井久治騎手（7戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

10月28日、中4週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた24戦目は、一般B1ハ（新潟(地)ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は山口高騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。

11月10日、中1週で迎えた25戦目は、ハンデ戦の福島潟特別（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山口高騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた26戦目は、一般B1イ（新潟(地)ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山口高騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月1日、中0週で迎えた27戦目は、森川一二三騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の荒川特別（新潟(地)ダート1700m 曇/稍重）に出走。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。