クロスバーキン（1995年生、母セルビアレデイ）

Cross Barquen

1995.03.25

クロスバーキン（1995年3月25日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアスワン（当時16歳）と交配したセルビアレデイが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）シンユウファーム。戦績は、地方10戦2勝。主な勝ち鞍は1998年の4歳。

経歴

デビュー前

鈴木冨士雄厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

9月29日、デビュー戦は朝倉実騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。競走中止となった。

3歳（1998年）

2月22日、約5か月の休養明けで迎えた2戦目は、徳江涼騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快に終いの脚を伸ばして、最後は2着のユウロンジーを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月11日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で徳江涼騎手（1戦1勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、最後はナショナルスターと並んで4着同着となった。

3月27日、中1週で迎えた4戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

6月1日、中8週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月20日、中2週で迎えた6戦目は、藪井武志騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

7月7日、中1週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藪井武志騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる形となり、緩やかなペースでレースを進める。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグレードシービーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

4歳（1999年）

5月9日、約10か月の休み明けで迎えた8戦目は、一般C2四五六（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藪井武志騎手（2戦1勝）。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5月30日、中2週で迎えた9戦目は、山田勝騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

7月8日、中5週で迎えた10戦目は、一般C2七八九（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は桑島孝春騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。