カイトキング（2019年生、母ジョウテングレイス）

経歴

デビュー前

2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、山口雄司によって990万円で落札された。

2歳（2021年）

7月29日、デビュー戦は石川倭騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1100m 曇/良）に出走。馬体重は460kg。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したグレイテストワークに半馬身届かず2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた2戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1100m 曇/不良）に出走。鞍上は石川倭騎手（1戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るアルゴルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月16日、中2週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のイノセントカップ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で石川倭騎手（2戦1勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた5戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入った。

11月3日、中1週で迎えた6戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の優駿スタリオンステーション特別（門別ダート1500m 内回り曇/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、4着に終わった。

3歳（2022年）

4月14日、約5か月半の休養明けで迎えた7戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、3歳（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、ボニーマジェスティに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

4月27日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして、最後は2着のレイクマーティアに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

5月25日、中3週で迎えた9戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の早苗月特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。主導権を握り、で一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では詰めが甘くなり、4着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた10戦目は、スターチス特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は桑村真明騎手（2戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のアルマロベイラを半馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月12日、中3週で迎えた11戦目は、ツキミソウ特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のクルードラゴンに2馬身半の差をつけて4勝目を収める

8月16日、中4週で迎えた12戦目は、石堂響騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の王冠賞（門別ダート1800m 曇/不良）に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

8月30日、中1週で迎えた13戦目は、3歳オープンのしんひだかオープン（門別ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で石堂響騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

9月20日、中2週で迎えた14戦目は、日高町WEEK特別（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は桑村真明騎手（4戦3勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、ワンダフルライフに交わされて3馬身差の2着となった。

10月5日、中1週で迎えた15戦目は、ホトトギス特別（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（5戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に前との差を詰めて、最後は2着のナイルプロジェクトを半馬身振り切って制した。

11月1日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた16戦目は、AIR-G’ビーラジ特別（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で桑村真明騎手（6戦4勝）。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では脚色がやや鈍り、3着に終わった。

4歳（2023年）

3月6日、約4か月の休養明けで馬体重を前走からさらに17kg増やして迎えた17戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C1六七八（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のコスモコンクエストをアタマ差振り切って久しぶりの実戦を物にした。

3月29日、中2週で迎えた18戦目は、コモドール賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一歩一歩着実に差を詰めて先頭をうかがい、最後は2着のラムリケティをクビ差振り切って先頭ゴールを果たした。

4月20日、中2週で迎えた19戦目は、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はタレてしまい7着に敗れた。

デビュー前

2歳のとき、門別牧場から「北海道トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、山口雄司によって990万円で落札された。

田中正人厩舎（大井）へ入厩。

5月22日、中4週で迎えた20戦目は、JAいちかわ賞（大井ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く末脚を持続させて、最後は2着のサヨノトレイダーをハナ差振り切って勝利を手に入れた。

6月5日、中1週で迎えた21戦目は、鼠坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦3勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

7月10日、中4週で迎えた22戦目は、昌平坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく6着に敗れた。

10月5日、約3か月の間隔を開けて迎えた23戦目は、藤本現暉騎手を鞍上に迎えて、権之助坂賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

11月1日、中3週で迎えた24戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、アルデバラン賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月13日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、デイリースポーツ賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は藤本現暉騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はバタバタになってしまい7着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた26戦目は、鳥居坂賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（6戦3勝）。13頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

12月27日、中2週で迎えた27戦目は、檜坂賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は谷内貫太騎手（1戦0勝）。15頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では決め手が足りず12着に終わった。

5歳（2024年）

4月10日、約3か月半の休養明けで迎えた28戦目は、一般C1三四五（大井ダート1600m 内回り晴/重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（7戦3勝）。14頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦したが、5着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた29戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、一般C1二三四（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、3着に入り込んだ。