コンサートマスター（1982年生、母エクセルサリア）

コンサートマスター（1982年5月11日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のステイールハート（当時10歳）と交配したエクセルサリアが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（株）下河辺牧場。戦績は、中央平地22戦5勝2着2回。1987年のマイラーズカップ(G2)に勝利した他、1987年の安田記念(G1)で4着に入るなどの活躍をした。

経歴

2歳（1985年）

3月30日、10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

5月18日、18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。最後は、2着のマヤノヒリュウに8馬身の差をつけて勝利をモノにした。

6月16日、12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったトーアタイヘイから1馬身1/4差の2着に敗北した。

7月6日、16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。10着に敗れた。

10月5日、16頭立ての4番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に終わった。

10月20日、14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。10着に敗れた。

11月2日、16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のタマロイヤルライトに半馬身の差をつけて勝利を収めた。

11月16日、20頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。最後は、2着のヤクモデザイヤーをクビ差制して勝利を手中に収めた。

12月15日、14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（1986年）

2月9日、ハンデ戦で5歳以上1400万下の斑鳩特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は田島信行騎手。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

10月19日、4歳以上900万下の岩倉特別（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松本達也騎手。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟のガッツでゴールまで力走し、3着を確保した。

11月16日、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で松本達也騎手。11頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に敗れた。

12月14日、4歳以上900万下（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松本達也騎手。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

5歳（1987年）

1月31日、ハンデ戦で5歳以上900万下の和布刈特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松本達也騎手。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではぐいぐいと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のヒロノメロスを半馬身振り切ってトップでゴールインした。

3月1日、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 小雪/良）に出走。鞍上は5戦連続で松本達也騎手。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では渾身の力で末脚を持続させて、最後は2着のセントシーザーをハナ差振り切って勝利をモノにした。

3月29日、コーラルステークス（阪神芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で松本達也騎手。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではシャープな伸び脚で猛進したが、セントシーザーにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

5月17日、G1の安田記念（東京芝1600m 小雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で松本達也騎手。19頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

8月9日、巴賞（函館芝1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で松本達也騎手。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり10着に敗れた。

8月30日、青函ステークス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で松本達也騎手。7頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

10月10日、ハンデ戦でオープンのオパールステークス（京都芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で松本達也騎手。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

6歳（1988年）

2月28日、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で松本達也騎手。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

5月14日、5歳以上1400万下の朱雀特別（京都芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で松本達也騎手。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。