エアハンコック（2015年生、母エアワンピース）

経歴

デビュー前

3歳（2018年）

7月7日、デビュー戦は福永祐一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京芝1600m 曇/重）に出走。馬体重は472kg。16頭立ての4番人気に推されて15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

8月5日、中3週で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての2番人気に推されて17番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露したが、3着に終わった。

9月1日、中3週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

10月8日、中4週で迎えた4戦目は、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は福永祐一騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず6着に敗れた。

4歳（2019年）

1月30日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、山林堂信彦騎手を鞍上に迎えて、引退馬協会タイキシャトル賞（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のレッドラファーガに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月1日、中3週で迎えた6戦目は、谷芳之退職記念（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山林堂信彦騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、やや遅いペースで集団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のショウナンマボロシをアタマ差振り切って断トツの支持に応えた。

5月13日、中9週で迎えた7戦目は、一般C2三四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山林堂信彦騎手（2戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のエスプリドールに2馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

6月11日、中3週で迎えた8戦目は、一般C1五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で山林堂信彦騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、ゆったりとしたペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のウォルプタスに2馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

12月21日、約6か月半の休養明けで迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は福永祐一騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見所を作れず11着に敗れた。

5歳（2020年）

1月18日、中3週で迎えた10戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（小倉芝1200m 小雨/稍重）に出走。18頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に敗れた。

6月7日、約4か月半の休養明けで迎えた11戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

7月5日、中3週で迎えた12戦目は、荻野極騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神芝1400m 晴/稍重）に出走。18頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始18番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには絡めず14着に終わった。

9月4日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた13戦目は、笹田知宏騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセブンマイルに5馬身の差をつけてファンの高評価に応えた。

9月24日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上B1（園田ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で笹田知宏騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るプリンシパルスターを驚異的な末脚でハナ差だけ差し切って断トツの支持に応えた。

10月29日、中4週で迎えた15戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹田知宏騎手（2戦2勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では鬼脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のライブリテックスに4馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

6歳（2021年）

5月20日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた16戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で笹田知宏騎手（3戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

6月16日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で笹田知宏騎手（4戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のバーゲニングパワーに4馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

7月9日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で笹田知宏騎手（5戦4勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では切れる脚を使えず4着に敗れた。

7月30日、中2週で迎えた19戦目は、ダリア賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で笹田知宏騎手（6戦4勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が悪くなり5着に敗れた。

8月26日、中3週で迎えた20戦目は、早涼特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で笹田知宏騎手（7戦4勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のマブイーグルに2馬身の差をつけて単勝一倍台の評価に応えた。