ゴールドベル（1985年生、母セカンドキヤツスル）

Gold Bell

1985.06.09

ゴールドベル（1985年6月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時13歳）と交配したセカンドキヤツスルが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地15戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の5歳以上400万下。

経歴

デビュー前

田所秀雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1988年）

1月31日、デビュー戦は田所秀孝騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は466kg。9頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田所秀孝騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、かなり厳しいペースで一団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚を見せたが、ヒロノクーニャンに交わされて3馬身半差の2着となった。

5月7日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田所秀孝騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと押しが足りず、3着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田所秀孝騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るロングユーホーを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

6月11日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で田所秀孝騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

7月3日、中2週で迎えた6戦目は、4歳以上400万下の小樽特別（札幌ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で田所秀孝騎手（5戦1勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では目立つような脚を使えず5着に終わった。

4歳（1989年）

3月5日、約8か月の休み明けで迎えた7戦目は、5歳以上400万下（阪神ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は7戦連続で田所秀孝騎手（6戦1勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で田所秀孝騎手（7戦1勝）。13頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハートオンファイアを鮮烈な末脚で3/4馬身差し切って勝利を手に入れた。

4月16日、中3週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で田所秀孝騎手（8戦2勝）。16頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。

5月7日、中2週で迎えた10戦目は、5歳以上900万下（京都芝1200m 曇/重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は10戦連続で田所秀孝騎手（9戦2勝）。18頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

5月21日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上900万下（阪神ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は11戦連続で田所秀孝騎手（10戦2勝）。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。

6月11日、中2週で迎えた12戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で田所秀孝騎手（11戦2勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く8着に敗れた。

6月24日、中1週で迎えた13戦目は、4歳以上400万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で田所秀孝騎手（12戦2勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず8着に終わった。

7月9日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上400万下（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は14戦連続で田所秀孝騎手（13戦2勝）。13頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く13着に終わった。

10月28日、約3か月半の休養明けで迎えた15戦目は、4歳以上400万下（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は15戦連続で田所秀孝騎手（14戦2勝）。13頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず13着に終わった。