アサヒリッチ(1994年生、母ビロングトゥーミー)
Asahi Rich
1994.04.25
アサヒリッチ(1994年4月25日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のボールドノースマン(当時10歳)と交配したビロングトゥーミーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、中央平地7戦0勝2着1回、地方12戦1勝2着4回。主な勝ち鞍は1998年の一般C2ハ。
経歴
デビュー前
稗田研二厩舎(美浦)へ入厩。
3歳(1997年)
2月23日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、4歳新馬(中山ダート1800m 晴/良)に出走。馬体重は466kg。14頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。
6月14日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利(福島ダート1700m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手(1戦0勝)。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。
7月6日、中2週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、高橋明騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島ダート1700m 小雨/良)に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず8着に終わった。
8月23日、中6週で迎えた4戦目は、田村宏之騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(新潟ダート1700m 晴/良)に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。
9月14日、中2週で迎えた5戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(札幌ダート1700m 曇/良)に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、抜け出したセイウンショウリにクビ差届かず2着となった。
10月26日、中5週で迎えた6戦目は、西田雄一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利(福島ダート1700m 曇/良)に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての3番人気に推されて大外13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚が止まってしまい9着に敗れた。
11月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利(福島ダート1700m 晴/良)に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手(1戦0勝)。13頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず5着に終わった。
4歳(1998年)
1月20日、中9週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた8戦目は、福原好隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2 C3(高崎ダート1400m 晴/重)に出走。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
1月31日、中1週で迎えた9戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C3(高崎ダート1400m 曇/良)に出走。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた10戦目は、小嶋耕輝騎手を鞍上に迎えて、一般C3(高崎ダート1400m 曇/不良)に出走。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
2月27日、中1週で迎えた11戦目は、米田真由美騎手を鞍上に迎えて、一般C3 C4(高崎ダート1400m 晴/重)に出走。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
7月27日、約5か月の休養明けで迎えた12戦目は、白谷正美騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ(上山ダート1300m 晴/良)に出走。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。
8月15日、中2週で迎えた13戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ(上山ダート1300m 曇/稍重)に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったクレスターオーから1馬身差の2着に敗北した。
9月1日、中1週で迎えた14戦目は、前野幸一騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ(上山ダート1500m 晴/重)に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったロングジョリーから1馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2ハ(上山ダート1700m 曇/良)に出走。鞍上は白谷正美騎手(1戦0勝)。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のスカイギャロップをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。
9月27日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2ロ(上山ダート1500m 曇/稍重)に出走。鞍上は前野幸一騎手(1戦0勝)。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったアイシャルヒメから1馬身差の2着に敗北した。
10月12日、中1週で迎えた17戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般C2(上山ダート1700m 晴/稍重)に出走。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。8着に敗れた。
10月25日、中1週で迎えた18戦目は、冨士木秀四郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2イ(上山ダート1500m 晴/良)に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月10日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2ハ(上山ダート1700m 曇/稍重)に出走。鞍上は前野幸一騎手(2戦0勝)。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンシンマルからアタマ差の2着に惜敗した。