シンシンマル（1994年生、母メイショウゼノビア）

シンシンマル（1994年3月28日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のノーリユート（当時16歳）と交配したメイショウゼノビアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地7戦0勝、中央障害4戦0勝、地方19戦4勝2着5回。主な勝ち鞍は1998年の一般C2ハ。

経歴

デビュー前

福島勝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1997年）

3月23日、デビュー戦は原田聖二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に敗れた。

4月5日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未出走（阪神ダート1800m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で原田聖二騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい13着に敗れた。

4月13日、連闘で迎えた3戦目は、4歳未出走（阪神芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で原田聖二騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

5月3日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で原田聖二騎手（3戦0勝）。18頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

8月3日、約3か月の休養明けで迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉芝1200m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で原田聖二騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

8月9日、連闘で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で原田聖二騎手（5戦0勝）。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

4歳（1998年）

2月8日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、出津孝一騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。3着を確保した。

3月8日、中3週で迎えた8戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で出津孝一騎手（1戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月28日、中2週で迎えた9戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で出津孝一騎手（2戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月11日、中1週で迎えた10戦目は、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で出津孝一騎手（3戦0勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。12着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた11戦目は、藤井正輝騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り曇/重）に出走。11頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

6月16日、中6週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた12戦目は、高木正喜騎手を鞍上に迎えて、一般D1ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。最後は、勝ったマコトゴールドから2馬身半差の2着となった。

6月29日、中1週で迎えた13戦目は、一般D1ロ（上山ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高木正喜騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。最後は、勝ったラストバージョンからクビ差の2着となった。

7月7日、連闘で迎えた14戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高木正喜騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったハードタックルからアタマ差の2着に惜敗した。

7月14日、連闘で迎えた15戦目は、一般D1イ（上山ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高木正喜騎手（3戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のラストバージョンに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月16日、中4週で迎えた16戦目は、一般D1（上山ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高木正喜騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた17戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1500m 雨/不良）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったスーパーロードから3馬身差の2着となった。

9月14日、中1週で迎えた18戦目は、小国博行騎手を鞍上に迎えて、一般C3ロ（上山ダート1700m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったイブキブラックマンからアタマ差の2着に甘んじた。

9月28日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3ロ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のニシキサンサンに2馬身の差をつけて制した。

10月11日、中1週で迎えた20戦目は、一般C3（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小国博行騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で小国博行騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のパワーフロムワンに3馬身の差をつけて優勝

11月10日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2ハ（上山ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で小国博行騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のアサヒリッチをアタマ差制して4勝目を収める

5歳（1999年）

5月5日、約6か月の休み明けで迎えた23戦目は、一般B3ロ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は鈴木義久騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。11着に敗れた。

5月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1ロ（上山ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は小国博行騎手（5戦3勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月8日、中1週で迎えた25戦目は、一般C1イ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小国博行騎手（6戦3勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月26日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた26戦目は、関本秀幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2ハ（上山ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月7日、中1週で迎えた27戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、一般C1ハ（上山ダート1700m 晴/稍重）に出走。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた28戦目は、長橋秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

12月6日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（上山ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は関本秀幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。12着に終わった。

6歳（2000年）

4月16日、約4か月半の休み明けで迎えた30戦目は、三坂博文騎手を鞍上に迎えて、一般C1イ（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。