ヤマヨバトルカムイ（2013年生、母アバトルフジザクラ）

経歴

デビュー前

恵多谷豊厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

5月27日、デビュー戦は黒沢愛斗騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。9頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く7着に終わった。

6月18日、中2週で迎えた2戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

7月2日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で黒沢愛斗騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい10着に敗れた。

7月16日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で黒沢愛斗騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月5日、中2週で迎えた5戦目は、亀井洋司騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のドーレくん賞（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

8月19日、中1週で迎えた6戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 曇/重）に出走。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では鋭い脚を使えず6着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は黒沢愛斗騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、タイセイソレイユにハナ差交わされて2着となった。

9月17日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で黒沢愛斗騎手（5戦0勝）。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

10月10日、中2週で迎えた9戦目は、田中純騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

10月25日、中1週で迎えた10戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、2歳（佐賀ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテツワンイナキチに8馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

11月14日、中2週で迎えた11戦目は、2歳（佐賀ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山口勲騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のテツワンイナキチに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

11月28日、中1週で迎えた12戦目は、2歳地方重賞のカペラ賞（佐賀ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は田中純騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、4着に終わった。

12月20日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、2歳戦のアルデバラン特別（佐賀ダート1750m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で田中純騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に敗れた。

3歳（2016年）

1月3日、中1週で馬体重を前走から7kg絞って迎えた14戦目は、3歳戦の初夢特選（佐賀ダート1750m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田中純騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

2月10日、中4週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた15戦目は、木村健騎手を鞍上に迎えて、3歳B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて楽々と抜け出し、最後は2着のチョウクルクルに3馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

3月10日、中3週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた16戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ハタノキセキに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

3月31日、中2週で迎えた17戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では卓出した伸び脚で猛進したが、ナツに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

5月25日、中5週で迎えた19戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は木村健騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見所を作れず12着に敗れた。

10月6日、約4か月半の休み明けで迎えた20戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2（園田ダート1230m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

10月26日、中2週で迎えた21戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B2一（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着を確保した。

11月9日、中1週で迎えた22戦目は、加古川くつした特別（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は木村健騎手（3戦1勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月29日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村健騎手（4戦1勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、3着に入った。

12月16日、中1週で迎えた24戦目は、3歳以上B2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で木村健騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では弾けるように疾駆したが、シップオブテセウスに半馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2017年）

1月26日、中5週で迎えた25戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

2月15日、中2週で迎えた26戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八九（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びを見せたが、マイネルコローレに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた27戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカミノカールに1馬身1/4の差をつけてファンの高評価に応えた。

3月20日、中1週で迎えた28戦目は、仲春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で猛進したが、勝ったウインプライズにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

4月18日、中3週で迎えた29戦目は、一般C1八九（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は的場文男騎手（2戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではグングンと終いの脚を伸ばして、最後は2着のアンジェリコをクビ差振り切って優勝

5月9日、中2週で迎えた30戦目は、おとめ座特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（3戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったマジカルモーメントに詰め切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月26日、中1週で迎えた31戦目は、新緑賞（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（4戦2勝）。14頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

6月8日、中1週で迎えた32戦目は、一般B3四（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈のファイティングスピリットでひたむきに粘り続けて、最後は2着のウインプライズに1馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。