クーリンガー（1999年生、母クールアライヴァル）

クーリンガー（1999年6月16日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時14歳）と交配したクールアライヴァルが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）浦河日成牧場。戦績は、中央平地32戦5勝2着5回、地方29戦5勝2着8回。2006年の東京大賞典(G1)で2着に入った他、2002年のダービーグランプリ(G1)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞6勝を挙げた。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

1月27日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。馬体重は520kg。14頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったサウンドステージに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

3月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。15頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のタニノミストラルに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

3月31日、中3週で迎えた4戦目は、小池隆生騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら先頭で通過。直線では途轍もない末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のストレイラルホークに1馬身3/4の差をつけて2勝目を手に入れた。

4月27日、中3週で迎えた5戦目は、3歳オープンの端午ステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小池隆生騎手（1戦1勝）。13頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

5月19日、中2週で迎えた6戦目は、3歳オープンの昇竜ステークス（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（3戦1勝）。15頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のエイシンセダンを半馬身振り切って優勝

6月1日、中1週で迎えた7戦目は、3歳G3のユニコーンステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。重賞競走への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（4戦2勝）。16頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

7月21日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた8戦目は、KBC杯（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（5戦2勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月18日、中3週で迎えた9戦目は、ハンデ戦でオープンの阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（6戦2勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳G3のサラブレッドチャレンジカップ（金沢ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（7戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪快な末脚を弾けさせて、最後は2着のインタータイヨウを3/4馬身振り切って重賞ウィナーの称号を手にした。

9月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳G1のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（8戦3勝）。14頭立ての4番人気で大外14番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では閃光のような末脚を発揮し、3着に入った。

12月23日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、G2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（9戦3勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。

4歳（2003年）

1月26日、中4週で迎えた13戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で和田竜二騎手（10戦3勝）。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったスマートボーイに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた14戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で和田竜二騎手（11戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、エアピエールに交わされて2馬身半差の2着に敗北した。

3月12日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた15戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田竜二騎手（12戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月30日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた16戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で和田竜二騎手（13戦3勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入った。

5月11日、中5週で迎えた17戦目は、サウジアラビアロイヤルカップ（東京ダート1600m 小雨/良）に出走。鞍上は12戦連続で和田竜二騎手（14戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、15着に敗れた。

6月14日、中4週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた18戦目は、ハンデ戦でオープンのブリリアントステークス（東京ダート2100m 曇/良）に出走。鞍上は13戦連続で和田竜二騎手（15戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、超スローペースで馬群を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

7月21日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた19戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 小雨/不良）に出走。鞍上は14戦連続で和田竜二騎手（16戦3勝）。14頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚色がやや鈍り、5着に終わった。

8月10日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた20戦目は、ハンデ戦でオープンの関越ステークス（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で和田竜二騎手（17戦3勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったスナークレイアースにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。

8月24日、中1週で迎えた21戦目は、ハンデ戦でオープンの阿蘇ステークス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で和田竜二騎手（18戦3勝）。15頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、伸びてきたインタータイヨウ決め手に屈してハナ差の2着に惜敗した。

9月15日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた22戦目は、G2の日本テレビ盃（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は17戦連続で和田竜二騎手（19戦3勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

10月4日、中2週で迎えた23戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、ペルセウスステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では一完歩ずつ確実に末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のピットファイターに1馬身3/4の差をつけて5勝目を掴み取った。

10月18日、中1週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた24戦目は、エニフステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は小池隆生騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、4着に終わった。

5歳（2004年）

1月25日、約3か月半の休養明けで迎えた25戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（20戦3勝）。15頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚を見せたが、伸びてきたタイムパラドックス決め手に屈してアタマ差の2着となった。

2月11日、中1週で迎えた26戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（21戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のオペラキッスに3馬身の差をつけて2つ目の重賞タイトルを手に入れた。

3月10日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた27戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（22戦4勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のマルカセンリョウに1馬身の差をつけて3つ目の重賞タイトルをゲットした。

4月25日、中6週で迎えた28戦目は、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（23戦5勝）。13頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

6月26日、中8週で迎えた29戦目は、ハンデ戦でオープンの大沼ステークス（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（24戦5勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた30戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（25戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスナークレイアースを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

10月30日、約3か月半の休み明けで迎えた31戦目は、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（26戦5勝）。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手が足りず6着に敗れた。

11月28日、中3週で迎えた32戦目は、G1のジャパンカップダート（東京ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田竜二騎手（27戦5勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に終わった。

12月29日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた33戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 雪/重）に出走。鞍上は9戦連続で和田竜二騎手（28戦5勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

6歳（2005年）

1月23日、中3週で迎えた34戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田竜二騎手（29戦5勝）。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天稟の闘争心でゴールまで力走したが、最後はホーマンベルウィンと並んで5着同着となった。

2月11日、中2週で迎えた35戦目は、G3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で和田竜二騎手（30戦5勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマルブツトップを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

3月2日、中2週で迎えた36戦目は、G3の名古屋大賞典（名古屋ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で和田竜二騎手（31戦5勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のレマーズガールに半馬身の差をつけて連覇達成

3月27日、中3週で迎えた37戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で和田竜二騎手（32戦6勝）。16頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強烈な末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のサミーミラクルをクビ差振り切って5つ目の重賞タイトルを手に入れた。

5月22日、中7週で迎えた38戦目は、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 小雨/稍重）に出走。鞍上は14戦連続で和田竜二騎手（33戦7勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

6月29日、中4週で迎えた39戦目は、G1の帝王賞GI（大井ダート2000m 曇/重）に出走。鞍上は15戦連続で和田竜二騎手（34戦7勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

7月18日、中2週で迎えた40戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で和田竜二騎手（35戦7勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを進める。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では速い脚を持続できず、5着に終わった。

7歳（2006年）

5月7日、約10か月の休養明けで迎えた41戦目は、ハンデ戦でオープンのサウジアラビアロイヤルカップ（東京ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は17戦連続で和田竜二騎手（36戦7勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて12着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた42戦目は、G3のさきたま杯（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は18戦連続で和田竜二騎手（37戦7勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に終わった。

7月1日、中3週で迎えた43戦目は、ハンデ戦でオープンの灘ステークス（京都ダート1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は19戦連続で和田竜二騎手（38戦7勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた44戦目は、G3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は20戦連続で和田竜二騎手（39戦7勝）。14頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のグラッブユアハートに2馬身半の差をつけて6つ目の重賞タイトルを奪取した。

10月10日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から17kg増やして迎えた45戦目は、G3の白山大賞典（金沢ダート2100m 晴/良）に出走。鞍上は21戦連続で和田竜二騎手（40戦8勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に敗れた。

10月28日、中2週で馬体重を前走から15kg絞って迎えた46戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、G3の武蔵野ステークス（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で大外16番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて16着に終わった。

11月22日、中3週で迎えた47戦目は、G2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（41戦8勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

12月29日、中4週で迎えた48戦目は、G1の東京大賞典（大井ダート2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（42戦8勝）。13頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったブルーコンコルドにねじ伏せられて4馬身差の2着となった。

8歳（2007年）

1月21日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた49戦目は、G3の平安ステークス（京都ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（43戦8勝）。16頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

2月12日、中2週で迎えた50戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（44戦8勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサイレントディールを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

3月7日、中2週で迎えた51戦目は、Jpn2のダイオライト記念（船橋ダート2400m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（45戦8勝）。14頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では素晴らしい伸び脚で猛追したが、勝ったキクノアローに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

3月25日、中2週で迎えた52戦目は、ハンデG3のマーチステークス（中山ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（46戦8勝）。15頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

4月22日、中3週で迎えた53戦目は、G3のアンタレスステークス（京都ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（47戦8勝）。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

5月3日、中1週で迎えた54戦目は、Jpn3のかきつばた記念（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田竜二騎手（48戦8勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

5月20日、中1週で迎えた55戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、G2の東海ステークス（中京ダート2300m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。端をきり、非常に緩いペースで一団を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

6月27日、中4週で迎えた56戦目は、Jpn1の帝王賞（大井ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（49戦8勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

7月16日、中2週で迎えた57戦目は、武士沢友治騎手を鞍上に迎えて、Jpn3のマーキュリーカップ（盛岡ダート2000m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシャーベットトーンを捕まえ切れず、9馬身差の2着に敗北した。

10月31日、約3か月半の休み明けで迎えた58戦目は、Jpn1のJBCクラシック（大井ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（50戦8勝）。16頭立ての7番人気で大外16番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり7着に敗れた。

11月21日、中2週で迎えた59戦目は、Jpn2の彩の国浦和記念（浦和ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（51戦8勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に敗れた。

12月24日、中4週で迎えた60戦目は、Jpn2の名古屋グランプリ（名古屋ダート2500m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（52戦8勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。

9歳（2008年）

2月11日、中6週で迎えた61戦目は、Jpn3の佐賀記念（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（53戦8勝）。12頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したチャンストウライを捕まえ切れず、4馬身差の2着となった。