チキリテンダリー（2005年生、母ユウキビバ）

チキリテンダリー（2005年3月20日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋優しく、親切に」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時17歳）と交配したユウキビバが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日西牧場。戦績は、中央平地5戦0勝、地方11戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2008年の3歳B1-1。

経歴

デビュー前

吉田直弘厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2008年）

6月7日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。馬体重は436kg。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた2戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

7月6日、連闘で迎えた3戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

8月9日、中4週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は長谷川浩大騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

9月15日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた6戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月22日、連闘で迎えた7戦目は、3歳B1-1（金沢ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るミズホアイチャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

9月30日、連闘で迎えた8戦目は、3歳B5（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B5（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

10月19日、連闘で迎えた10戦目は、3歳B1-4（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず5着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた11戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のホップ賞（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず8着に敗れた。

11月11日、中1週で迎えた12戦目は、一般C3-5（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したキタノツヨシを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

11月23日、中1週で迎えた13戦目は、端勝成騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定戦のシクラメン賞（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず7着に敗れた。

11月30日、連闘で迎えた14戦目は、一般C4-7（金沢ダート1300m 雨/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（6戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。逃げを打ち、でレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず6着に敗れた。

12月9日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は端勝成騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

12月22日、中1週で迎えた16戦目は、一般C3-6（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で端勝成騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず4着に敗れた。