ティンバータイガー（1999年生、母アイモール）

Timber Tiger

1999.04.01

ティンバータイガー（1999年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時7歳）と交配したアイモールが14歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は桑原牧場。戦績は、地方8戦6勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の3歳。

経歴

デビュー前

庄子連兵厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2002年）

7月7日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1190m 曇/良）に出走。馬体重は588kg。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、かなりのスローペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のインディゴナイトに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1390m 曇/不良）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、非常に緩いペースで一団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、エンゼルマッハに交わされて4馬身差の2着に敗北した。

4歳（2003年）

7月28日、約9か月半の休養明けで迎えた3戦目は、一般C3五（大井ダート1390m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で内田博幸騎手（1戦0勝）。14頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のマキバマイニングをクビ差振り切って休養明け初戦を物にした。

8月27日、中3週で迎えた4戦目は、一般C3二（大井ダート1590m 内回り 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で内田博幸騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアッパレジョージに7馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

5歳（2004年）

6月1日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から11kg増やして迎えた5戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で内田博幸騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、前で粘るラッキーランドを強烈な末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて久々の一戦を物にした。

6月28日、中3週で迎えた6戦目は、一般C3三（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で内田博幸騎手（4戦3勝）。14頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて、最後は2着のコパノゴリヤクを半馬身振り切って破竹の4連勝を決めた。

7月25日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3二（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で内田博幸騎手（5戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のキセキノカピタンに3馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

9月17日、中7週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた8戦目は、一般C2五（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で内田博幸騎手（6戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に敗れた。