ザゲームイズオン（2009年生、母プラウドディクシー）

ザゲームイズオン（2009年2月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ゲームが始まる。ウサイン・ボルトが試合前に発する言葉より」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時20歳）と交配したプラウドディクシーが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地21戦0勝2着2回、地方5戦2勝。主な勝ち鞍は2013年の3歳以上B1 B2。

経歴

デビュー前

当歳のとき、ノーザンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大塚亮一によって1,890万円で落札された。

浅見秀一厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

12月18日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は480kg。13頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいい脚を見せられず5着に敗れた。

3歳（2012年）

1月5日、中2週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で武豊騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着を確保した。

1月22日、中1週で迎えた3戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1000m 小雨/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では印象的な伸び脚で急追したが、勝ったメイショウフォローに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

5月5日、約3か月半の休み明けで迎えた4戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は武豊騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に敗れた。

6月10日、中4週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（函館ダート1000m 小雨/良）に出走。鞍上は柴山雄一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

8月11日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、勝ったディアイレイザーに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では決め手に欠いて6着に敗れた。

12月18日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、シンフォニー特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず14着に敗れた。

4歳（2013年）

1月3日、中1週で迎えた9戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、宝船特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

1月28日、中3週で迎えた10戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、水仙特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月4日、約5か月の休養明けで迎えた11戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、ほおずき賞（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のキャニオングロリアに5馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月1日、中3週で迎えた12戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るメイクアダッシュを鮮やかな末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて断然人気に応えた。

8月31日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は戸崎圭太騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず6着に敗れた。

10月5日、中4週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1400m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で14番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭さ光る末脚を繰り出し、4着に入った。

10月27日、中2週で迎えた15戦目は、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

11月10日、中1週で迎えた16戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1600m 曇/良）に出走。15頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

5歳（2014年）

2月22日、約3か月半の休み明けで迎えた17戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の合馬特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、6着に終わった。

4月20日、中7週で迎えた18戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が鈍り8着に敗れた。

5月17日、中3週で迎えた19戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

7月26日、中9週で迎えた20戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の種市特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず13着に終わった。

9月7日、中5週で迎えた21戦目は、木幡初也騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の雷光特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

12月21日、約3か月半の休み明けで迎えた22戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の桑名特別（中京芝1200m 晴/重）に出走。18頭立ての16番人気で11番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6歳（2015年）

2月21日、中8週で迎えた23戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

4月25日、中8週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

5月10日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上500万下の飛竜特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

5月23日、中1週で迎えた26戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に敗れた。