トーセンフリーダム（2010年生、母トーセンジョウオー）

トーセンフリーダム（2010年2月13日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のファンタスティックライト（当時14歳）と交配したトーセンジョウオーが10歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）エスティファーム。戦績は、地方23戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2015年の一般C2七八。

経歴

デビュー前

川島正一厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2013年）

9月10日、デビュー戦は張田京騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は494kg。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では自慢の末脚を弾けさせて先頭をうかがい、最後は2着のバニーアジャイルを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

9月24日、中1週で迎えた2戦目は、3歳（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、ノーブルシャトルに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

10月29日、中4週で迎えた3戦目は、3歳（船橋ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、伸びてきたバシニアティヴ決め手に屈してクビ差の2着に甘んじた。

12月3日、中4週で迎えた4戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のラドガ賞（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、伸びてきたエアブルーノ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

12月16日、中1週で迎えた5戦目は、3歳戦のシクラメン特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は張田京騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

4歳（2014年）

1月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳C3一二（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（4戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、抜け出したモンビジューを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月14日、中5週で迎えた7戦目は、一般C2十三十四（船橋ダート1200m 小雪/重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（5戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月20日、中4週で迎えた8戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で追い上げたが、勝ったソヨカゼステップに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月11日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2十一十二（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、ガトリングにクビ差交わされて2着に甘んじた。

5月8日、中3週で迎えた10戦目は、塚本弘隆騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

5月22日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（6戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月19日、中3週で迎えた12戦目は、一般C2六七（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は塚本弘隆騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず10着に敗れた。

7月21日、中4週で迎えた13戦目は、ラブミーチャンメモリアル（船橋ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は張田京騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月8日、中2週で迎えた14戦目は、兼弘靖子白寿記念（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線に入ると、前で粘るチームプレーを強烈な末脚でアタマ差だけ差し切って2勝目を挙げた。

9月3日、中3週で迎えた15戦目は、あんたがたタフマン杯（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で張田京騎手（9戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を見せたが、伸びてきたガトリング決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

9月23日、中2週で迎えた16戦目は、草野仁さんご来場ありがとう記念（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で張田京騎手（10戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走したが、4着に終わった。

10月29日、中4週で迎えた17戦目は、一般C2四五（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で張田京騎手（11戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

12月1日、中4週で迎えた18戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で張田京騎手（12戦2勝）。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に敗れた。

5歳（2015年）

2月12日、中9週で迎えた19戦目は、一般C3（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は御神本訓史騎手（3戦0勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、不屈の闘志でひたむきに粘り続けて、最後は2着のグレースエアーに1馬身半の差をつけて断トツの支持に応えた。

3月11日、中3週で迎えた20戦目は、一般C2八九（船橋ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は張田京騎手（13戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で追い上げたが、勝ったオールジャパンラブに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

4月14日、中4週で迎えた21戦目は、川島正太郎騎手を鞍上に迎えて、一般C2七八（船橋ダート1200m 小雨/不良）に出走。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。逃げる形となり、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして、最後は2着のロヴィーサを3/4馬身振り切って断トツ人気に応えた。

5月4日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で川島正太郎騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

6月17日、中5週で迎えた23戦目は、一般C2四（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で川島正太郎騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。前に出て、ややスローペースでレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。