ギャレット（2019年生、母レッドヴォーグ）
Garrett
2019.04.20
ギャレット（2019年4月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のヴァンキッシュラン（当時6歳）と交配したレッドヴォーグが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡日高町、生産者は有限会社 エスティファーム。2021年の若鮎賞(M3)に勝利した他、2021年の若鮎賞(地方重賞)を制するなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
佐藤浩一厩舎（水沢）へ入厩。
2歳（2021年）
5月23日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストステップ（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。馬体重は466kg。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく脚を伸ばしたが、抜け出したコパノセントルイスに半馬身届かず2着に敗れた。
8月1日、中9週で迎えた2戦目は、2歳（盛岡芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではキレのある末脚を発揮したが、3着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳地方重賞の若鮎賞（盛岡芝1600m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本聡哉騎手（2戦0勝）。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフェルゼンハントを異次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初白星を挙げた。
9月20日、中4週で迎えた4戦目は、2歳地方重賞のジュニアグランプリ（盛岡芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山本聡哉騎手（3戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるような伸びで驀進したが、勝ったモリデンブラックにねじ伏せられて1馬身差の2着に敗北した。
10月17日、中3週で迎えた5戦目は、2歳戦のフューチャーステップ（盛岡芝1600m 晴/重）に57kgの斤量を背負って出走。鞍上は5戦連続で山本聡哉騎手（4戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のビッグモンドルーフをアタマ差振り切って単勝一倍台の支持に応えた。
デビュー前
佐藤浩一厩舎（岩手）へ入厩。
11月29日、デビュー戦は山本聡哉騎手を鞍上に据えて、2歳戦の太夫黒特別（水沢ダート1600m 曇/不良）に57kgの斤量を背負って出走。11頭立ての6番ゲートからスタート。出走取消となった。
3歳（2022年）
1月18日、約3か月の休み明けで迎えた6戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の新春ペガサスカップ（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に敗れた。
3月16日、中7週で迎えた7戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、3歳オープンの子葉賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入り込んだ。
4月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の新緑賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き5着に敗れた。
6月28日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた9戦目は、3歳戦のはまなす賞（盛岡芝1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（5戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。
7月10日、中1週で迎えた10戦目は、3歳M2のオパールカップ（盛岡芝1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（6戦2勝）。13頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。
9月19日、中9週で迎えた11戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のはまぎく賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず6着に終わった。
10月18日、中3週で迎えた12戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳M3のサファイア賞（盛岡芝2400m 小雨/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。
11月7日、中2週で迎えた13戦目は、霜月特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（7戦2勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた14戦目は、ビッグレッドファーム特別（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（8戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に終わった。
デビュー前
佐藤浩一厩舎（岩手）へ入厩。
4歳（2023年）
1月2日、中5週で迎えた15戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、睦月特別（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。
5月22日、約4か月半の休み明けで迎えた16戦目は、陽光特別（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
6月6日、中1週で迎えた17戦目は、桔梗特別（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。
7月4日、中3週で迎えた18戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、かきつばた賞（盛岡芝1700m 晴/良）に出走。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着に入り込んだ。
7月24日、中2週で迎えた19戦目は、浜木綿賞（盛岡芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では凄まじい末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のラングロワに1馬身半の差をつけて1番人気に応えた。
8月14日、中2週で迎えた20戦目は、竜胆特別（盛岡ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で追い上げたが、勝ったリュウノゾロに詰め切れず、9馬身差の2着となった。
9月26日、中5週で迎えた21戦目は、M1のOROカップ（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。13頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は失速してしまい11着に終わった。
10月16日、中2週で迎えた22戦目は、レジェンド的場文男騎手デビュー50周年記念（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に敗れた。
10月29日、中1週で迎えた23戦目は、高野誠毅騎手を鞍上に迎えて、一般B2一（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
11月13日、中1週で迎えた24戦目は、ノベンバーカップ（盛岡ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高野誠毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るフューチャーアゲンを別次元の末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて4勝目を挙げた。
11月27日、中1週で迎えた25戦目は、一般B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高野誠毅騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に敗れた。
12月25日、中3週で迎えた26戦目は、モルガナイト賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は山本聡哉騎手（10戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、息長く末脚を伸ばして、最後は2着のヤマショウリアンに1馬身の差をつけて5勝目を挙げた。
5歳（2024年）
2月21日、中7週で迎えた27戦目は、及川烈騎手を鞍上に迎えて、麗月特別（浦和ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では豪脚を爆発させて、最後は2着のミッキーハッスルに1馬身半の差をつけて6勝目を手に入れた。