トウホールマン（1983年生、母エイコーリーブス）

トウホールマン（1983年4月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のステイールハート（当時11歳）と交配したエイコーリーブスが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）本巣牧場。戦績は、中央平地10戦2勝2着2回、中央障害12戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1986年の4歳以上400万下。

経歴

デビュー前

山本正司厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1986年）

3月9日、デビュー戦は4歳未出走（小倉芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。鞍上は松永幹夫騎手。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったミヤノラスティーに詰め切れず、約10馬身差の2着となった。

3月22日、4歳未出走（小倉芝1200m 雨/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で松永幹夫騎手。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で急追したが、勝ったハクバルーキーに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

3月29日、4歳未出走（小倉芝1800m 曇/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で松永幹夫騎手。13頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪快な末脚を爆発させて、最後は2着のロイヤルミユキをハナ差振り切ってトップでゴールに飛び込んだ。

8月10日、4歳以上400万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松永幹夫騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、3着に終わった。

8月23日、4歳以上400万下の八甲田山特別（函館芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で松永幹夫騎手。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

9月6日、4歳以上400万下の八雲特別（函館芝1800m 雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で松永幹夫騎手。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。端を奪い、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

9月21日、4歳以上400万下（函館ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で松永幹夫騎手。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、やや速いペースで馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るルックボーイを鮮やかな末脚で半馬身差し切って勝利を掴んだ。

10月12日、ハンデ戦で4歳以上900万下の愛宕特別（京都ダート1800m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は8戦連続で松永幹夫騎手。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

11月2日、ハンデ戦で4歳以上900万下の東山特別（京都芝1600m 外回り晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は9戦連続で松永幹夫騎手。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚色が衰えて11着に終わった。

11月23日、4歳以上900万下（京都芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は栗田伸一騎手。12頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は一杯になって9着に終わった。

4歳（1987年）

1月11日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は池添兼雄騎手。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

1月31日、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で池添兼雄騎手。14頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のオートヘルシイに半馬身の差をつけて勝利を掴んだ。

2月28日、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で池添兼雄騎手。13頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったメジロナーデルから約13馬身差の2着となった。

3月21日、障害5歳以上400万下（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で池添兼雄騎手。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4月26日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は5戦連続で池添兼雄騎手。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月17日、障害5歳以上400万下（京都障害芝→ダート3000m 雨）に出走。鞍上は6戦連続で池添兼雄騎手。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。最後は、勝ったミスオシンから5馬身差の2着となった。

6月6日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は7戦連続で池添兼雄騎手。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったマンノタイガーから約13馬身差の2着となった。

8月22日、障害4歳以上オープン（小倉障害芝2950m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で池添兼雄騎手。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月5日、障害4歳以上400万下（小倉障害芝2950m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で池添兼雄騎手。5頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブラックウエーブをクビ差制して勝利を物にした。

9月19日、ハンデ重賞の阪神障害ステークス（秋）（阪神障害芝3200m 晴/良）に57kgの軽斤量で出走。鞍上は10戦連続で池添兼雄騎手。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。9着に敗れた。

5歳（1988年）

6月4日、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は11戦連続で池添兼雄騎手。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。8着に終わった。

7月3日、障害4歳以上オープン（中京障害芝2800m 曇/良）に出走。鞍上は12戦連続で池添兼雄騎手。6頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。