ゼンダンゴクウ（2020年生、母キョウワジャンヌ）

ゼンダンゴクウ（2020年4月7日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+虚空より」。毛色は鹿毛。種牡馬のルーラーシップ（当時13歳）と交配したキョウワジャンヌが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は株式会社鹿児島国際ゴルフ倶楽部協和牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳新馬。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鹿児島国際ゴルフ倶楽部から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

飯田雄三厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月18日、デビュー戦は酒井学騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では凄まじい末脚を炸裂させて、最後は2着のジュエリジュエリーに1馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月2日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた2戦目は、今村聖奈騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。