ジュエリジュエリー（2020年生、母エイシンバンバ）

ジュエリジュエリー（2020年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「宝石類」。毛色は鹿毛。種牡馬のオルフェーヴル（当時12歳）と交配したエイシンバンバが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は栃木県、生産者は恵比寿興業株式会社那須野牧場。主な勝ち鞍は2023年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2023年）

2月18日、デビュー戦は国分恭介騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は496kg。16頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したゼンダンゴクウを差し切れず、1馬身差の2着に敗北した。

3月5日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るプレミアマインを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、約4か月半の休み明けで迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では堅実に脚を伸ばしたが、勝ったサーマルソアリングに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

9月30日、中9週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では鋭い脚を使えず5着に敗れた。